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もっちり&プチプチ感が楽しい、黒米おにぎり。&Taipei 台北の朝ごはん

  • 2023.1.9

『員林商店(ユエンリンサンディエン)』の 「飯團(ファントゥァン)」。

飯35元。黒豆で作られたピーナッツ入り豆花35元とともに。

朝食の定番、台湾式おにぎり「飯團(ファントゥァン)」。一般的にはもち米やうるち米、紫米が使われるが、こちらでは珍しく混じりっ気なしの黒米おにぎりがいただける。注文が入るたび、ビニールがけしたふきんの上に黒米をたっぷりのせ、黒ゴマ、沢庵漬け、油麩、肉そぼろを加えて優しく握ってくれる。黒米は水分が少なく崩れやすいので、袋に入れたままかぶりつくのが正解。黒米と黒ゴマの香ばしくプチプチした食感、油麩のパリパリ感、沢庵漬けの塩気、肉そぼろの甘じょっぱさが口の中で混じり合い、一度食べ始めたら止まらない。かなりのボリュームがあり、腹持ちもいいので「たくさん歩くぞ!」という日の朝食に最適だ。ベジタリアン向けに肉そぼろを使わないタイプも。

336 員林商店 ユエンリンサンディエン

台北市大安區金山南路二段129號 02‒2391‒2226 6:10~16:30(日~12:00) 無休 現在はコロナ禍のためテイクアウトのみ。

※この記事は、No. 110 2023年2月号「&Taipei」に掲載されたものです。

台北在住ライター 近藤 弥生子
出典 andpremium.jp

台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。

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