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お受験ママのマウント・嫌味…中受をめぐるママ友トラブルを描く漫画が恐ろしい

  • 2023.1.8
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主人公の美里は夫と息子・正人の3人家族。正人が小学3年生になるころ、周囲のママ友たちは中学受験を意識し動き出していましたが、美里も正人もまだ受験は意識していませんでした。しかし、友達は続々と塾に通い始めます。美里は正人の将来のために塾に通わせるべきか、正人の意思を尊重して無理強いは避けるべきか迷います。そんな中、教育についてママ友から辛らつな批判を浴びて…。中受をめぐるママ友トラブルを描く『私、母親失格なの⁉︎中学受験マウント沼にハマりました』(KADOKAWA)の序盤をダイジェスト版でご紹介します。

小3から話題になり始めた「中学受験」

ママ友関係はほどほどに、正人の意思を尊重して育児をしてきた美里。しかし、次第に周りから「中学受験」という言葉が聞こえてくるようになると、話題についていけない状況が気になるように。自分がのんびりしすぎなのかと夫に相談するものの、夫は「よそはよそ、うちはうち」とあまり気にしていない様子です。

ママ友の中でも特に熱心なお受験ママ・潤子。助言という名の自慢に美里は苦手意識を持つ一方、潤子の苦労を惜しまない姿には尊敬の思いも。受験を気にしていないころは、潤子とは適度な距離感で接することができていましたが、受験がからむと関わらざるを得ない様子。一体これからどうなるのでしょうか。

子どものために塾は必要?家庭内で割れる意見

周囲の子どもがどんどん塾通いを始める中、正人はまだ塾に行くつもりはない様子。

子どもの選択肢を狭めないためにも、今から塾に行くべきかもしれないと思う美里と、正人の思いを尊重したいと考える健一。無理強いはよくないと思いながらも、周囲の状況をよく目にしているだけに、美里は悩んでいました。

子どもの気持ちを尊重したい気持ちと親としてできることはしてあげたい気持ち。どちらも共感できるシーンです。

「子どもの意思を尊重」は無責任?

久しぶりにママ友とのランチ会に参加した美里は、潤子に教育のことをさんざん言われ、さらには美里や夫の経済的なことや学歴までばかにするような発言をされます。あまりのひどさに言い返すことすらできなかった美里。教育への考え方が違うのは当たり前なのに、潤子は自分の価値観を押し付けているようです。

子どもの意思を尊重したいという教育方針は、決して「無責任」などではないはず。それでも価値観の違う相手からすれば「最低でも塾くらい行かせるべき」という発言につながってしまうのかもしれません。

各家庭の教育への思いと、子ども自身の意思、そして周囲からの情報。さまざまなものに挟まれて葛藤する美里の姿に、同年代の子どもがいる親なら共感できる部分がたくさんあるストーリー。あなたの家庭では、受験についてどんな方針を持っていますか?そして、それは家庭内で一致しているでしょうか。家族で今一度話してみたくなる漫画作品です。

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出版:KADOKAWA
著者:ぽんちゃん、漫画:ちゃんこ

「中学受験を甘く見すぎ!」「子供をうまくコントロールしないと!!」…子どもたちの中学受験の土俵でマウンティングを繰り返す高飛車ママ友に疲弊する日々…。
昨今、過熱する〝中学受験戦争〟ってこんなにも大変なの⁉

原案:ぽんちゃん
漫画:ちゃんこ
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著者:こびと

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