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ついつい立ち寄りたくなる本屋さん。秘密は「間取り」にあった!

  • 2023.1.8

電子書籍でお手軽に本を読むのも良いが、本屋に足を踏み入れるとそこでしか得られない魅力がある。知らない本との出会いに運命を感じたことのある人も多いはず。

なかでも、「あ、この本屋さん素敵だな」と思う店では、本の並べ方や空間づくりなどに工夫を凝らしている。その秘密は本書、『美しい本屋さんの間取り』(エクスナレッジ)を読めばわかるかもしれない。

例えば入り口。店の前を通るお客さんにどのような印象を持ってもらいたいかによって、シンプルにまとめる/ぬくもりを演出する/巨大なガラスのサッシで店内を見せるなど、様々な方法が取り入れられている。扱う本の種類によって見せ方も変える必要があるのだ。

店内の本の陳列方法も工夫が満載。テーマを揃える、文庫の配置、ビジュアル本は平置きなど、同じ店でも目的によって陳列を変えることもある。

本を陳列する棚にも、デザインや大きさが考慮されている。

また、ディスプレイの方法も、壁面や木製すのこを使ったり、専用スペースを設置したり、本を魅力的に見せる工夫が随所にほどこされている。

雑誌を入り口近くに置いて店内奥までお客さんを誘導したり、売れ行きを試す実験台を作ったり、普段なにげなく利用している私たちにも、「あの本屋ではつい買いたくなっちゃう」理由がわかる。

掲載書店は以下の通り。あなたのお気に入りの書店もあるかもしれない。

掲載店(五十音順)
・artos Book Store(アルトスブックストア)(島根県松江市)
・居留守文庫(大阪府大阪市)
・いわた書店(北海道砂川市)
・en景観設計(神奈川県横浜市)
・往来堂書店(東京都文京区)
・かもめブックス(東京都新宿区)
・Cat's Meow Books(キャッツミャウブックス)(東京都世田谷区)
・草舟あんとす号(東京都小平市)
・誠光社(京都府京都市)
・正和堂書店 鶴見店(大阪府大阪市)
・大喜書店(京都府京都市)
・Title(東京都杉並区)
・大龍堂書店(京都府京都市)
・Dessin(デッサン)(東京都目黒区)
・天狼院書店(東京都豊島区)
・toi books(トイブックス)(大阪府大阪市)
・東塔堂(東京都渋谷区)
・とほん(奈良県大和郡山市)
・南洋堂書店(東京都千代田区)
・ノストスブックス(東京都世田谷区)
・ひるねこBOOKS(東京都台東区)
・梟書茶房(東京都豊島区)
・双子のライオン堂(東京都港区)
・BOOK AND SONS(ブックアンドサンズ)(東京都目黒区)
・book obscura(ブックオブスキュラ)(東京都三鷹市)
・BOOKSHOP TRAVELLER(ブックショップトラベラー)(東京都世田谷区)
・ブックスキューブリック けやき通り店(福岡県福岡市)
・BOOK TRUCK(ブックトラック)(神奈川県横浜市拠点)
・BOOKNERD(ブックナード)(岩手県盛岡市)
・ブックマンション(東京都武蔵野市)
・plateau books(プラトーブックス)(東京都文京区)
・ペンギン文庫(宮城県仙台市拠点)
・ポルベニールブックストア(神奈川県鎌倉市)
・本とコーヒー tegamisha(東京都調布市)
・本屋ルヌガンガ(香川県高松市)
・みつばち古書部(大阪府大阪市)
・READAN DEAT(リーダンディート)(広島県広島市)
・柳々堂(大阪府大阪市)
・ROUTE BOOKS(ルートブックス)(東京都台東区)
・レティシア書房(京都府京都市)

読み終えてから書店に向かうと、いつもとは異なる見方ができるに違いない。すぐに書店に行きたくなる一冊。

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