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【軽井沢】2022年10月、軽井沢の新美術館内にオープンした「HARIO CAFE(ハリオカフェ)」で心なごむコーヒータイムを

  • 2023.1.8
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1921年の創業以来、多くのコーヒー器具を作ってきた耐熱ガラスメーカー「HARIO」。その直営カフェが、2022年10月に開館した「軽井沢安東美術館」の中に誕生しました。HARIOの器具で淹れたスペシャリティコーヒーや紅茶をゆったり楽しみながら、コーヒーやティー器具を実際に触れて買うことができる、注目のスポットです。

軽井沢の新美術館に新設された、HARIO直営カフェ

日本で初めて、画家・藤田嗣治の作品だけを常設展示する「軽井沢安東美術館」。エントランスは大きなガラス張り
日本で初めて画家・藤田嗣治の作品だけを常設展示する「軽井沢安東美術館」は、2022年10月OPEN。エントランスは大きなガラス張り
レンガ×白の看板とシンプルなロゴが目印
レンガ×白の看板とシンプルなロゴが目印

世界で10店舗、国内では4店舗目となる「HARIO CAFE」が、軽井沢にオープンしました。場所は、軽井沢駅から歩いて8分ほど。“パリに最も愛された日本人画家”、藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品を常設展示する「軽井沢安東美術館」の一角にあります。

美術館でのアート鑑賞のあと、余韻にゆっくり浸れる静かなカフェ。カフェだけの利用も可能なので、軽井沢散策の前後に立ち寄って、丁寧に淹れたコーヒーや紅茶でほっとひと息つきましょう。

中央の棚にはコーヒーの抽出器具やキッチンウェアをディスプレイ
中央の棚にはコーヒーの抽出器具やキッチンウェアをディスプレイ
窓際にはひとりでくつろげるソファ席も用意されています
窓際には1人でくつろげるソファ席も用意
ガラス張りが開放的なカフェ。モノトーンの家具をゆったりレイアウト
ガラス張りで開放的なカフェ。モノトーンの家具をゆったりレイアウト

エントランスを入ると、白と黒、ブラウンを基調としたシンプルな空間が広がります。大通りに面した大きな窓からは明るい光が差し込み、仕切りのないオープンキッチンからはコーヒーを淹れる香りが漂います。

定番メニューは量もたっぷり。コーヒーや紅茶でくつろいで

ドリップコーヒーの豆は、4〜5種類のスペシャリティコーヒーから選べます
ドリップコーヒーの豆は、4〜5種類のスペシャリティコーヒーから選べる
ここでは、コーヒーの粉をお湯に浸してから抽出する「浸漬式(しんししき)ドリッパー」を使いドリップしています。ドリップコーヒー800円
ここでは、コーヒーの粉をお湯に浸してから抽出する「浸漬式(しんししき)ドリッパー スイッチ」を使いドリップしています。「ドリップコーヒー」800円
サイフォンコーヒー1,000円は、サイフォン用にセレクトされたコーヒー豆を使用。抽出風景を眺めるのも楽しい
どの豆もサイフォンでの抽出が可能。抽出風景を眺めるのも楽しい。「サイフォンコーヒー」1000円
熱しながら抽出するサイフォンコーヒーは、飲み進むにつれ温度が下がり、味の変化が楽しめるのも魅力。どのドリンクも2杯分あるので、ゆったり過ごせます
熱しながら抽出するサイフォンコーヒーは、飲み進むにつれ温度が下がり、質感や味わいの変化がより楽しめるのも魅力。どのドリンクもたっぷりの量がうれしい

ドリンクメニューは、ドリップコーヒーとサイフォンコーヒー、カフェオレ、アッサムティー、ミルクティー。さらにスペシャルドリンクとして、ワールドチャンピオンレシピで淹れる特別なドリップコーヒーを用意しています。

ベーシックなドリップコーヒーは、定番3種+季節限定のシーズナルブレンド1〜2種から豆をチョイス。迷ったら、エルサルバドルとコロンビアの豆を中深煎りした「軽井沢安東美術館ブレンド」を。カカオやキャラメル、ダークチェリーを思わせる、コクのある味わいの1杯です。

ケーキやサンドイッチ、老舗ベーカリーのパンとともに

クラシックショコラセット1,500円。ドリンクは、「ドリップコーヒー ワールドチャンピオンレシピ」以外のメニューから選べます
「クラシックショコラセット」1500円。ドリンクは、「ドリップコーヒー ワールドチャンピオンレシピ」以外のメニューから選べる
ハムチーズバゲットホットサンドセット1,300円。アッサムティーは、紅茶専門店「ティーポンド」の茶葉を使用し、フレンチプレスで抽出
「ハムチーズバゲットホットサンドセット」1300円。アッサムティーは、東京・清澄白河にある紅茶専門店「ティーポンド」の茶葉を使用し、フレンチプレスで抽出
ジョン・レノンがこよなく愛したという「軽井沢フランスベーカリー」のパン。クロワッサン187円など
ジョン・レノンがこよなく愛したという「軽井沢フランスベーカリー」のパン。「クロワッサン」187円など

淹れたてのコーヒーや紅茶には、ケーキやサンドイッチを合わせて。スイーツは、東京・日本橋浜町「パティスリーISOZAKI」に特注した濃厚なクラシックショコラと、名古屋のベイクショップ「Pine Fields Market」のベイクドチーズケーキ。軽食は、バジルチキン、ハムチーズのバゲットホットサンドがメニューに並びます。

加えて、旧軽井沢銀座の老舗「軽井沢フランスベーカリー」のパンも4種ほどカウンターに。テイクアウト、イートインともにOKです。

HARIOの抽出器具で、おうち時間も豊かなコーヒーライフを

コーヒー粉にお湯を注いで浸し、約2分経ったら右のスイッチを押して抽出。朝の忙しい時間でも、手間をかけずにおいしくドリップできます。浸漬式ドリッパー スイッチ3,850円
コーヒー粉にお湯を注いで浸し、約2分経ったら右のスイッチを押して抽出。朝の忙しい時間でも、手間をかけずにおいしくドリップできる。「浸漬式ドリッパー スイッチ」3850円
水出しコーヒーが簡単にできるフィルターインコーヒーボトル(右2点)各2,750円。ストレーナーにコーヒー粉を入れて水を注ぎ、冷蔵庫に8時間入れておくだけで完成
右2点は水出しコーヒーが簡単にできる「フィルターインコーヒーボトル」各2750円。ストレーナーにコーヒー粉を入れて水を注ぎ、冷蔵庫に8時間入れておくだけで完成
愛らしいネジリモチーフが持ち手になった「カップ&ソーサー ネジリ」R4,400円。HARIOの耐熱ガラスは加工しやすいため、繊細なデザインが作れるのだとか
愛らしいネジリモチーフが持ち手になった「カップ&ソーサー ネジリR」1客4400円。HARIOの耐熱ガラスは加工しやすいため、繊細なデザインが作れるのだとか
コーヒー豆の販売も。軽井沢店オリジナルの「軽井沢安東美術館ブレンド」は200g1,650円
コーヒー豆の販売も。軽井沢店オリジナルの「軽井沢安東美術館ブレンド」200g1650円

コーヒーや紅茶の抽出器具やカップ&ソーサーが買えるのも、「HARIO CAFE」ならでは。商品知識豊富なスタッフが、使用方法や使い勝手などを紹介してくれます。おすすめは、お店でも使っている「浸漬式(しんししき)ドリッパー スイッチ」。コーヒー粉を入れ、お湯を注いで2分ほど浸してからスイッチを押すだけで、誰でも簡単においしいコーヒーが淹れられる優れものです。水出しコーヒーが手軽に作れる「フィルターインコーヒーボトル」も人気です。

繊細なガラスのアクセサリーを、軽井沢の思い出に

お店の一角にガラスアクセサリーのコーナーが。割れてしまった場合もお直しができるので、末長く愛用できます
お店の一角にガラスアクセサリーのコーナーが。割れてしまった場合もお直しができるので、末長く愛用できる
水滴が集まったようなラインや、しずく型のデザインが繊細なピアス5,830円〜。想像以上に軽いのもうれしい
水滴が集まったようなラインや、しずく型のデザインが繊細な「ピアス」5830円〜。想像以上に軽いのもうれしい
軽井沢安東美術館限定アクセサリーも。左から、フジタのフープピアス乳白色ブラック10,780円、フジタのメガネ4,950円、平和の聖母礼拝堂フラワー8,360円
軽井沢安東美術館限定アクセサリーも。左から、イヤリング「フジタのフープピアス」1万780円、ブローチ「フジタのメガネ」4950円、イヤリング「平和の聖母礼拝堂フラワー」8360円

HARIOはもともと耐熱ガラスメーカー。職人の手仕事技術継承のためスタートした、「HARIO Lampwork Factory」のガラスアクセサリーも店内で販売しています。光を受けてキラキラ揺れるピアスや指輪、ネックレス、ヘアゴムなど、透明感が美しいオリジナルのアクセサリーが揃います。藤田嗣治の作品から着想を得て製作された、軽井沢安東美術館限定品もぜひチェックしてみて。

春には中庭にテラス席もオープン予定

春には中庭にテラス席もオープン予定というから楽しみです
暖かくなると中庭に面した窓がオープンになり、テラス席もできる予定というから楽しみ
テイクアウトもできます。ドリップコーヒー、アッサムティー各500円。ドリップコーヒー ワールドチャンピオンレシピ1,500円
テイクアウトもOK。ドリップコーヒー(写真)、アッサムティー各500円。ドリップコーヒー ワールドチャンピオンレシピ1500円


軽井沢の新しい美術館でアートに親しみ、おいしいコーヒーや紅茶を片手に語り合ったり、1人でじっくりアートの余韻を楽しんだりできる「HARIO CAFE」。カフェタイム後は、機能とデザインに優れたコーヒー器具やきらめくガラスアクセサリーを手に取って、お気に入りを見つけてみるのもいいですね。

■HARIO CAFE 軽井沢安東美術館店(はりおかふぇ かるいざわあんどうびじゅつかんてん)
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43-10
TEL:0267-46-8066
営業時間:10〜17時(11〜3月は〜16時)
定休日:無休

Text & Photo:塚田真理子


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