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【北海道おすすめ土産】衝撃の味わい「よいとまけ」!ハスカップの野生的な酸味が押し寄せるスイーツ

  • 2023.1.7
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北海道のお土産といえば、六花亭やロイズのスイーツなど思い浮かぶものがたくさんありますが、「よいとまけ」もその一つ。ロールカステラには北海道産ハスカップジャムが使われ、甘みと酸味が融合したほかでは味わえない風味が魅力です。今回は、北海道土産「よいとまけ」を紹介します。

 

「よいとまけ」ってどんなお菓子?

そもそも、「よいとまけ」って何?と思う人もいるかもしれません。 建築場などで地固めのために、数人で重い槌(つち)を滑車であげおろしする際のかけ声だったのです。

北海道銘菓「よいとまけ」は、北海道素材にこだわった卵や砂糖を使ったカステラ生地に、ハスカップジャムをサンド。さらに、ロールケーキの外側にもハスカップジャムが塗られ、オブラートで包まれています。1953年の発売以来、半世紀を迎えるロングセラー商品。

ハスカップはブルーベリーに似た青紫色の実で、ビタミンCやカルシウムなどを多く含み、古くから「不老長寿の実」といわれていたのだとか。なんだかとっても体によさそうです。

今回購入したのは1本入(税込730円)ですが、2本入(税込1,520円)、3本入(税込2,280円)、5本入(税込3,800円)もあります。そのほか、ひと切れ 5個入(税込830円)、ひと切れ 10個入(税込1,620円)、ひと切れ 15個入(税込2,390円)などもあり、種類が豊富です。ひと切れになっているものは、ばらまき土産にするのにおすすめ。

どこで買える?

今回は新千歳空港のお土産店で購入しました。製造元の「三星(みつぼし)」は苫小牧に本店があり、苫小牧市内のお店はもちろん、札幌市内でも購入できます。三星のオンラインショップでも通販可能ですよ。

どんな味?

いただく前から、よいとまけのキャッチコピー「日本一食べづらいお菓子・・・でも、食べるとおいしい」が気になっていました。一体どれほど食べづらいんでしょうか。

箱から取り出すと、袋に入ったよいとまけがお目見え。一つずつカットされているのがありがたい! こういうロールケーキって上手にカットするのが難しいんですよね……。そして、袋には「表面に巻いてあるオブラートは、そのままお召し上がりいただけます」と記載されています。なるほど、ここに書いてあるとわかりやすくて助かりますね。

袋を開封。ロールケーキの表面にジャムが塗ってあるので、袋にくっついて取り出すのにやや苦戦しました。表面はジャムなので、触るとベタベタします。手が汚れるのは致し方ありません。

断面はこんな感じで美しい渦巻き。ここにハスカップジャムがサンドされているんですね。

さて、早速いただくことにしましょう。お皿に置いたよいとまけをフォークでカットして食べようとすると、表面にオブラートが巻いてあるのですんなりカットとはいきません。食べにくいというのは、取り出しづらさに加え、こういうことなのかもしれません。

オブラートというと、子どものころに薬を飲むのに使っていたくらいであまり馴染みがありません。口に入れると「オブラートってこんなものだったな」と、なんだか懐かしい気持ちになりました。

そして肝心のよいとまけの味にビックリ。カステラの甘みに、押し寄せてくるハスカップの酸味! え!?甘いの酸っぱいのどっち?としばし混乱しました(笑)。これは……ちょっと食べたことのない、初めての味わいです。衝撃。

食べたことのない人には、ちょっと一度食べてみて! と言いたくなる、新感覚なロールケーキです。とはいえ発売からもう半世紀を迎えるのだから、新感覚もちょっと違うような気がします。この味が半世紀前からあることにも驚きです。存じ上げず大変失礼しました、という気持ちです。

三星によると、「ハスカップの野生的な酸味との相性はバツグンで、コーヒーや紅茶はもちろんのこと、冷たいミルクと一緒に食べると絶妙で、やみつきになることうけあいです」とのこと。牛乳好きのかたはぜひお試しください。

ちなみに、常温で食べるのもいいですが、冷やしていただくのもおすすめです。さまざまな驚きに満ちたお菓子「よいとまけ」で、新しい味への扉を開いてみてください。

よいとまけ

価格:1本入730円(税込)

賞味期限:製造日より45日

[All Photos by Chika]

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

※店舗営業については最新情報をご確認ください。

 

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