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視聴率0%台の屈辱を味わう作品まで…韓国公共放送KBS、“死の枠”となった「水木ドラマ」を暫定中止

  • 2023.1.7

視聴率1%にも届かない屈辱を経験した韓国KBSの“水木ドラマ”の枠が、暫定的に中断されることがわかった。

1月6日、『OSEN』の取材の結果、KBSは2023年の水木ドラマを暫定中断することを決めた。

これに伴い、当初は水木ドラマとして放送する予定だったキム・ドンウク、チン・ギジュ主演ドラマ『偶然出会ったあなた』(原題)は、月火ドラマに編成が変更された。『偶然出会ったあなた』は、『頭脳共助』『オアシス』に続き、月火ドラマで視聴者と会う予定だ。

視聴率0%台も…“死の枠”に

 

KBS側は、「水木ドラマを暫定中断したのは事実だ。現在放送中の『恋慕』再放送後、しばらく新規ドラマを編成する計画はない」とし、「『偶然出会ったあなた』は水木から月火に移す。ただし編成時期は未定」と説明した。

(画像提供=KBS)2023年に放送予定のドラマ『偶然出会ったあなた』

2022年、KBSは水木ドラマで『時速493キロの恋』『ジンクスの恋人』『あなたが願いを言えば』『真剣勝負』などを放送した。俳優パク・ジュヒョン、チェ・ジョンヒョプ、ナ・インウ、ソヒョン、チ・チャンウク、チェ・スヨン、ト・ギョンス、イ・セヒなどの人気スターが出演し、スポーツジャンルからロマンス、法廷もの、アクションなどのジャンルも多様だった。

しかし視聴率では苦戦を強いられた。

『時速493キロの恋』は最高視聴率1.9%にとどまり、最低視聴率は0.9%だった。『ジンクスの恋人』(最高4.5%、最低2.4%)、『あなたが願いを言えば』(最高3.6%、最低1.6%)も期待以下だった。『真剣勝負』が最高視聴率6.3%で健闘しただけだ。

最終的にKBSは、2023年の雰囲気を刷新するために、水木ドラマの暫定中断を決めた。『真剣勝負』以降、10の単幕劇で構成されたドラマスペシャルを編成し、その後は国際エミー賞受賞を記念して2022年12月に終映した『恋慕』で水木ドラマの枠を埋めた。

(画像提供=KBS)上段左から『時速493キロの恋』『ジンクスの恋人』、下段左から『あなたが願いを言えば』『真剣勝負』

KBS側は、「『恋慕』の再放送以降、新規ドラマを編成する計画はない」と説明した。

水木ドラマは暫定中断されるが、月火ドラマ、週末ドラマ、連続ドラマは活発に続く。

現在放送中の月火ドラマ『頭脳共助』に続いては、『オアシス』『偶然出会ったあなた』『純情ボクサー』などが予定されており、KBS2連続ドラマでは『秘密の女』が、週末ドラマでは『三姉弟が勇敢に』に続き『本物が現れた!』『伝説の銭湯』などが編成を待機中だ。

また2023年下半期には、高麗と契丹(きったん)の戦争を扱った大河時代劇『高麗契丹戦争』が放送される予定だ。

(記事提供=OSEN)

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