不倫じゃないのに不倫デートみたいな交際に不満です【アラサー女性の恋愛相談】

こんばんは！ 魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきです。気になる男性の行動の真意や今の恋の行方が気になってしまうこと、ありませんか？ この連載では、彼の行動の心理や恋愛としての危険度、うっかり自爆アプローチをしてしまったあとのリカバリーテクニックなどを解説します。

アラサーレディのための恋テク向上委員会

今回の相談はこちら！

「バツイチの年上彼氏と付き合って1年が経ちました。彼はフリーでコンサルタントをしていて多忙を極めているらしく、デートはいつも彼から『今から行く』と連絡がきて、自分で車を運転して、夜遅くにうちに遊びにくる感じです。でも、翌朝も早くから仕事だからと言って、私の家に泊まらずに深夜に帰ってしまうことが多いんです。不倫をしているわけじゃないのに、まるで不倫関係みたいなデートが多くて悲しいです。我慢するしかないのでしょうか？」（29歳女性／保育士）

お悩み深刻度・・・✩✩✩✩（5星中4星）

こちらの彼がバツイチなのが確かなのであれば（つまり隠れ既婚者ではないのが事実だとして）、オンオフの切り替えを自分なりにかっちりしないと気が済まないタイプなのかもしれないですね。

デートの頻度や、実際に会っているときに相談者さんをどのくらい大切にしてくれているのかによっても答えは変わってくるけれど、相談者さんが彼に大事にされている実感があるなら、しばらく様子見でもいいかもしれませんよ。

“不倫みたいなデート”の実態が、忙しい合間を縫って少しでも彼女と過ごしたいということなのか、それとも、忙しいふりをしているだけで隙間時間に彼女とテキトーに会うだけなのか…を、ちゃんと見極めてから結論を出しても遅くはないと思うのです。

クリスマスや誕生日などのイベントのときの彼は、どうでしょう？ 普段は慌ただしいデートが多くても、節目ではちゃんと恋人らしいデートができているならば、まず心配はいらないと思いますよ♡

でも、相談者さんは我慢をしながら付き合っているようなので、そこは何とかしたいですよね。忙しい彼に要求を言い過ぎすると険悪なムードを招くだけなので、まずは月に1回とか2回とか無理のない範囲で「きちんとしたお泊まりデートをする」という提案から始めてみるのはどうでしょうか。それで文句を言ってくるような男性ならば、うーん、そもそもそういう人をパートナーに選ぶ結婚生活は、幸せからは遠ざかってしまう気がします！ 我慢をしてまで付き合い続ける価値がある男性なのかどうかを見極めるためにも「現状を変えたい」という提案から始めてみてくださいね。

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。