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お母さん気を付けて!受験生の子どもに絶対言ってはいけないNGワード5選

  • 2023.1.5

いよいよ、中学・高校・大学の受験の季節が到来します。

親としては少しでも良い進学先に進んでほしいと願い、ついつい子どもにガミガミ言いがちです。しかし、言い方次第で子どもはやる気を失ってしまうかもしれません。

そこで今回は、お母さんが受験生の子どもに言ってはいけないNGワードを5つ紹介します。

■NGワード1「早く勉強しなさい」

子どもにもペースがあるので、「早く勉強しなさい」という声掛けはNGです。

特に今の時期は、子ども自身も勉強しなくてはいけないことを十分わかっているのでピリピリしています。急かされると、「今からやろうと思っていたのに、むかつく」と余計に反抗的になるかもしれません。

筆者の周りにいる高学歴の人達は、「親に勉強しなさいと言われた覚えがない」と言います。彼らは自分で勉強の大切さに気付き、何をすべきかをわかっているので、自分で決めた計画に沿って勉強を進めます。

親は子どもを信じて見守ったり、自分から勉強したくなるように働きかけたりしたほうがよいでしょう。

■NGワード2「頑張って!」

「頑張って!」という言葉も、受験生には「もう十分頑張っているのに…」と重荷になる可能性があります。

応援の気持ちで声掛けしたくなる気持ちもわかりますが、グッと抑えて見守るようにしましょう。

■NGワード3「○○君はもっと頑張っているんじゃない?」

他人と比べる言葉がけは、絶対にNGです。子どもは、親に他人と比べられるのをとても嫌います。

何歳になっても、親が自分より他の子のほうを評価している言葉を聞くと、悲しい思いをしたり、やる気がなくなったりするでしょう。

親としては焦ってしまうかもしれませんが、他人とではなく、本人の過去と比べるようにすることをおすすめします。

■NGワード4「お金がかかってるのよ!」

塾代・テキスト代・受験費用などたくさんのお金がかかるのは事実ですが、お金のプレッシャーを子どもに与えないようにしましょう。

プレッシャーから心理的に追い詰められ、大切な試験前に体調を崩す恐れもあります。どんなに心配になっても、お金について言及することはやめましょう。

■NGワード5「このままで大丈夫?」

受験生はピリピリしているので、家では不機嫌だったり、口数が少なくなったりするかもしれません。

お母さんとしてはそんな子どもが心配になるかもしれませんが、必要以上に心配する言葉がけもNGです。

進学や勉強について考えることが多い中、あまり干渉してほしくないと感じているかもしれません。子どもから相談があった場合を除き、お母さんからあれこれ話しかけすぎないようにしてください。

■子どもを信じて見守ること!

お母さんが焦る気持ちはわかりますが、実際に受験をするのは子ども本人です。

それぞれにペースがありますし、感情の振れ幅も大きい時期なので、お母さんは子どもを信じて見守るようにしましょう

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在は金融系メディアを中心に執筆するほか、WEBライターを育てる講座やマネーセミナーも実施中。

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