防災手帳付き携帯トイレが登場。災害時の冷静な行動判断とトイレ問題解決に役立ちそう

医療製品を開発・製造・販売する創業79年のシンリョウと名古屋発のベンチャー企業コケナワは、「防災手帳入りぽけっトイレ」を共同開発し、発売した。

同商品は、備蓄・持ち運びに最適な世界最小クラスの携帯トイレ。ママブロガーのオギャ子さんが描いた可愛いイラスト「ぽけっトリ」とシンリョウのキャラクター「アマビエ」がコラボしたデザインもポイントだ。

トイレとなる袋には、特許技術を用いた肌に優しい素材を採用。大きな口径で大1回or小3回に対応し、炭の脱臭剤と防臭袋のW脱臭で臭い漏れを徹底ガードする。また、水の無い場所でも手洗いができる除菌水も備え、感染リスクを抑えてくれる。

同商品には、ミニ防災手帳が付いている。ここには、災害に備え、日頃どのような準備をしておくべきか、災害時に身を守るためにはどう行動すべきかなどの情報がまとめられている。

いざという時に自分が何をするべきか冷静になれるアイテムのひとつになりそうだ。

2023年は、関東大震災から100年という節目の年。近年では、台風や豪雨などによる大規模災害が毎年のように発生し、今後30年以内に大規模地震が発生する確率が高いとの予想もあり、いのちを守るために防災意識を高める必要性が感じられる。

そんな中で、防災手帳と携帯トイレを通じてたくさんの人に防災への関心を持ってもらいたいと開発・発売されたのが「防災手帳入りぽけっトイレ」だ。また、社会貢献につながるようにと、梱包作業は就労継続支援施設に依頼されている。

災害時はもとより、外出中の子ども用・登山用・車中用・キャンプ用など、さまざまなシーンで活用できる「防災手帳入りぽけっトイレ」、いくつか常備しておいても良いかもしれない。

シンリョウネットショップ：https://www.shinryo.jp/

(Higuchi)