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「悩むより隠したほうが早い!」厚塗りは七難隠す!?アラフォーからの厚塗りのススメ【体験談】

  • 2023.1.5

思えば肌のトラブルとはずいぶん長い間、お付き合いしてきました。10代はニキビ、20代は吹き出物、30代からは目の周りの乾燥とたるみ、そして40代はシミ、シワ……。昔は格闘していました。治せるものなら治したいと。でも、年を取ってアラフォーになった今は「このたるみ(シミ、シワ)は自然なことだから仕方ないよ」と受け入れ、厚塗りで隠しています。私がおこなっている厚塗りについて紹介します。

青春のシンボルと格闘した若いころ

幼児のころはプリプリほっぺが自慢だったのに、小学校高学年になった途端、私の肌質はオイリー肌に変化。最初はポツンポツン、そのうちひっきりなしにニキビができるようになりました。「青春のシンボル」なんて、響きの良い言葉で脚色されていますが、本人にとってはたまったものじゃありません。痛いし、からかわれるし。第一、見た目が悪い。そんなわけで、でき始めた当初から、ニキビを治すためにさまざまな手段を講じました。

ニキビ肌用の化粧水や洗顔料、塗り薬、漢方薬などなど。「あそこの皮膚科がいいよ~」と聞けば、片道2時間かかっても通いました。また、当時、祖父が愛読していた健康雑誌でニキビに効くと紹介されていたドクダミ茶や酢卵なども試しました。本当にまずくて飲めたものではなかったですが、「これでニキビが治るなら」という一心で飲み干していました。

ですが、何をしても効果はありませんでした。ちょっとよくなってもまたぶり返して……の繰り返し。最終的には、「結局、時期が過ぎるのを待つしかないんだなぁ……」という諦めの境地に達しました。

メンタルが強化!?肌トラブルに耐性

10代まではニキビ、20歳過ぎたら吹き出物と呼ばれるそれは、20代後半になっても相変わらず私を苦しめました。さすがに思春期真っ盛りのころより落ち着いたとはいえ、強めのストレスを感じるたびに、バーッと噴出していました。「人間はストレスを感じると一番弱いところにダメージが出るんだよ」と知人に言われ、「ああ、やっぱり私の肌は弱いんだなぁ」としみじみ思っていました。

しかし30代に入ると、あれだけオイリー肌で悩んだ私なのに、今度は逆に目の周りが乾燥してピリピリ痛むように。それに伴って目の下に黒いクマ?たるみ?が出現しました。アラサーで目の下がたるむなんて早すぎると思いましたが、仕方ありません。ドラッグストアで目の周り用美容液などを買ってつけましたが、やっぱり無意味。

そのうち40歳を過ぎ、頬もたるみ、目尻のシワやシミも増え、なんかもうどうでもよくなってきました。そして「加齢なんだから仕方ないね。あれこれ悩むより隠したほうが早いよ」と開き直りの心境に。肌に関しては悩み過ぎたので、加齢で衰えてもビクビクしなくなった自分がいました。

ケアよりカバー。悩みの種は厚塗りで覆い隠す

ということで、アラフォーにして私の肌対策は方向転換。時間がかかるし効果も薄い「ケア」はもういい。それより、今日からできて簡単な「カバー」を重視しよう。そこでまず、下地+コンシーラー+ファンデ+パウダーファンデというものをしてみたのですが、コンシーラーがどうもうまく塗れず色ムラができ、逆に見苦しくなりました。

最終的にベストだと思ったのが、色つきの下地+リキッドファンデ+パウダーファンデという三層重ねでした。このとき、リキッドファンデをコンシーラー代わりにシミなどに重ねづけし、それからパウダーファンデを全体的に塗ります。そして、さらにシミやニキビ跡のデコボコなどに、パウダーファンデをこれでもかとたたき込みます。目の周りだけはあまり重ねません。乾燥するとゾウさんの皮膚みたくなってしまうので。

肌には本当に悩まされ、苦労した私ですが、今はこのメイクアップ法で落ち着いています。この前、写真屋さんで写真を撮ってもらう機会があったのですが、この私が「化粧は直さなくてもきれいですね~」と褒められました。別に肌を褒められたわけではありませんが、「きれいですね~」が本当にうれしかったです。

まとめ

世の中には薄化粧のほうが良いっていう風潮がありませんか。でも、私からすると薄化粧が許されるのは、もともと肌がきれいな人。私は、それでは何も隠せず無理なんです。薄化粧にしようとすると、逆に時間がかかって満足いく仕上がりになりません。それよりは、厚塗りでもなんでもファンデをしっかり塗ったほうが、デコボコ、目の周りのたるみ、シミなど、さまざまなトラブルを隠せるし、時間も短く済みます。

これからもっと肌のエイジングが進むと思います。さすがに厚塗りをエスカレートさせていく訳にはいきませんが、カバー力の強いファンデーションを厳選して、しっかりカバーの方向で肌対策していきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/サトウユカ

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著者:小笠原 たまご

小学校高学年の長女と小学校低学年の長男をこよなく愛するパート&在宅ワーカー主婦。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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