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ドクター・ドレーは56歳で死ぬと思われていた、「最後のお別れをするために家族を呼び出した」

  • 2023.1.4

ラッパーでプロデューサーであるドクター・ドレーが、脳動脈瘤で入院していた時のことを振り返った。(フロントロウ編集部)

ドクター・ドレーが入院中を振り返る

ギャングスタ・ラップと呼ばれるスタイルを音楽界で確立した伝説的なラップグループN.W.A.の初期メンバーで、2022年には自身が発掘したスヌープ・ドッグやエミネムらと共に、NFLの頂上決戦であるスーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスしたドクター・ドレー。

画像1: ドクター・ドレーが入院中を振り返る

今でこそ元気な姿を見せるドクター・ドレーだが、ハーフタイムショーでパフォーマンスする約1年前には脳動脈瘤が見つかりICUに緊急搬送された。当時、ドレーは56歳。

当初は容態は安定していると報じられていたが、じつはそうではなかったことがポッドキャスト番組『Workout the Doubt』で明かされた。

入院している最中は新型コロナウイルスの感染拡大のため、家族の面会が禁止されていたが、ドクター・ドレーの家族は病院に入ることが許された。なぜかと言うと、ドクター・ドレーは死ぬ可能性があり、病院側は家族に最後のお別れをさせようとしていたから。

画像: 離婚したドクター・ドレーとニコール・ヤング、そして2人の子どもであるトゥルーシー。
離婚したドクター・ドレーとニコール・ヤング、そして2人の子どもであるトゥルーシー。

ドクター・ドレーは当時のことを「私はシーダーズ・サイナイ病院にいたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、面会者とか家族とか、誰もくることが許されなかったのですが、私の家族は入ることを許されました」と語ると、「後で知ったのですが、彼らは私が死ぬと考え、最後のお別れをするために家族を呼び出したのです」と衝撃の事実を告白した。

しかし、ドクター・ドレーはその後、復帰。ハーフタイムショーでは見事なまでのパフォーマンスを披露し、世界中を沸かせた。

画像2: ドクター・ドレーが入院中を振り返る

ちなみにドクター・ドレーは、脳動脈瘤の原因が血圧にあるのではないかと疑っており、退院後は体調管理に力を入れ、他の人にも血圧をチェックするように呼び掛けているとLos Angeles Timesのインタビューで語っていた。(フロントロウ編集部)

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