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体が温まる絶品ダイエットレシピ! 簡単でエコにもいい「栄養満点のヘルシースープ」

  • 2023.1.4

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。76回目は、ecocoメンバーの北真理子さん。今回は今注目されている植物性ミルクで作る簡単レシピをご紹介します。

植物性ミルクとは

【最近やってるecoなこと】vol. 76

植物性ミルク(プラントベースミルク)とは、ナッツや大豆などの植物由来のミルクのことで、牛乳の代替品として注目されています。
プラントベースミルクは、生産や製造工程などにかかる資源の量を減らせるため環境負荷が少ないということがポイント。
牛など家畜を育てる際、資源循環がしっかりと回らないと排泄物の中に含まれるリンや窒素などの有害物質が川に流出し、水質汚染の問題になる可能性があります(※1)。

植物性ミルクは最近ではスーパーやコンビニなどでも販売するようになり、見かける機会も増えました。今回は15分で簡単にできる植物性ミルクを使った、寒い冬に心もカラダも温まる「プラントベースミルクスープ」の作り方をご紹介します。

北さん 今回、試してみた植物性ミルクは「アーモンドミルク」と「オーツミルク」の2つ。
「アーモンドミルク」は、不飽和脂肪酸が豊富に含まれ血液をサラサラにして血行促進につながったり美肌にも良いそうです。

そして「オーツミルク」は、牛乳の約2倍、豆乳の約6倍の食物繊維(βグルカン)が含まれ、糖質の吸収を抑える効果があるそうです。さらに、免疫力を高めたり、悪玉コレステロール値を下げたりする力もあるそう。

同じプラントベースミルクでも違った効果があり、これからの寒くなる季節、どちらも栄養として蓄えたい栄養素ですね。

寒い冬にエネルギーチャージ! たんぱく質、良質な脂質たっぷりの「プラントベースミルクスープ」

アーモンドミルクスープ
(2人分材料)
スープ
アーモンドミルク 400ml
塩 適量
ナツメグ 適量(お好みで、カレーパウダーやコンソメパウダーでもOK!)

スープの具材
玉ねぎ 1/4個
かぼちゃ 中玉1/4個程度
ホタテの貝柱 5-6個程度
水 大さじ3杯
塩 適量

仕上げ
パセリ 適量
オリーブオイル 適量
胡椒 適量

オーツミルクスープ
(2人分材料)
スープ
オーツミルク 400ml
塩 適量
ナツメグ 適量

スープの具材
玉ねぎ 1/4個
かぼちゃ 中玉1/4個程度
水 大さじ3杯
塩 適量

仕上げ
パセリ 適量
オリーブオイル 適量
胡椒 適量

共通の作り方
1. 玉ねぎをみじん切りに、カボチャは一口サイズに切ります。
カボチャは切った後、レンジで40秒程度温めます。(茹でるか蒸して柔らかくしてもOK)

2. アーモンドミルク/オーツミルクと、適量の塩、ナツメグを小さなお鍋に入れて弱火で少しずつ温めます。
※ 焦げないように一気に火を入れないように注意!

3. 2を温めている間、フライパンにオリーブオイルを適量ひき、1の玉ねぎとカボチャを炒めます。玉ねぎがしんなりして、カボチャに火が通った後に水大さじ3杯を入れ、軽く炒めます。

4. 2のミルクスープが温まってきたら、3で炒めた野菜をお鍋に入れます。

5. アーモンドミルクスープの場合は、ホタテを入れます。
(ホタテの代わりにあっさりめのチキン(胸肉やささみなど)を入れてもOK)

6. 5分ほど弱火にかけたら完成!

7. 仕上げに、お好みでパセリ、黒胡椒、オリーブオイルをかけて出来上がり。

北さん 今回はたまたまお家にあった冬カボチャとも言われる「バターナッツかぼちゃ」を使いました。クリスマスの時などによく使われているかぼちゃで、すごく濃厚な色で甘みもあります。普通のカボチャに比べると水分量が多く、生でもシャキシャキと食べられます。

「アーモンドミルク」は牛乳のような真っ白さとナッツから油分を抜いたような全く甘くないサラッとした喉ごしが特徴。スープにしたときも、「アーモンドミルク」を使うとホワイトミルクスープのようなさっぱりとした味になります。なのでホタテやアサリ、チキンでもあっさりしたササミや胸肉が合います。

そして「オーツミルク」は少し茶色がかり、ミルクに甘酒を入れたようなちょっとまったりした自然の甘さが特徴です。スープにすると「オーツミルク」はナッツのクリームポタージュのような香りに仕上がります。オーツの甘さがしっかり効いているので、カボチャと玉ねぎの野菜の甘みを活かしました。

いかがでしたか?
寒い冬におすすめの栄養満点の植物性ミルクで作る簡単スープ。ラテにして飲むだけでなく、牛乳のようにさまざまな料理にも使える万能のミルクです。植物性ミルクの特徴を活かしながら冬に温まるスープ、ぜひ作ってみてくださいね。

北真理子
広告業界・国内、インバウンド観光事業の総合プロデューサー。副業でスーパーフードインストラクター、地域創生、ワインと食事のペアリング事業の3つの仕事をしています。女性がいつまでも活き活きと美しくいられるため、ecoでかつ美味しい料理・食事を実践中。素材の調達もできるだけ自然食材を追求しています。

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

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