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「正直葛藤したよ、でも」俺が助けなくても…悩む夫が被害者の女の子を助けた理由とは?

  • 2024.1.24

家族よりも仕事優先だった夫に愛想を尽かし、離婚を突きつけた妻は、心を入れ替えた夫と再構築の道を選んだ。

娘の結ちゃん、2歳の誕生日。仕事の帰り道、予約していたケーキを受け取り、花屋できれいなバラを買った帰りの満員電車で、痴漢男を取り押さえた。犯人と揉みあいになり、せっかくのケーキも花束も台無し。

「ごめん、また結の誕生日、台無しにしちゃった……」

夫は早く帰るという約束も、娘が楽しみにしていたケーキも準備できなかったことを謝った。

「正直、葛藤した…でも」夫が女の子を助けた理由

「びっくりした……すごく勇気がいるよね」

「うん、正直葛藤したよ。…でも、結に見えたんだ」

もうすぐ駅に着くし、自分が今声を上げなくても、自力で逃げ出せるかもしれない。

他の人が気づいて、助けるかもしれない。

今日は早く帰るって、家族と約束したんだ。

女の子を助けるべきか葛藤したという夫。しかし、唇をぎゅっと噛んで苦しみながら涙をこぼす女の子を見たら、黙ってなんていられなかった。娘が被害に遭ったように感じてしまった。そんなの、絶対に許せなかった……。

女の子を救ったことで、約束が守れなかったと落ち込む夫。妻は夫の勇気ある行動を理解してくれるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

ベビーカレンダー編集部

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