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ヘルシーな料理がグッとおいしくなる8つのヒント

  • 2023.1.3
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「ヘルシーな食事」というフレーズを聞くだけで、パサパサした鶏の胸肉や味が薄い蒸し野菜、草の味がするスムージーを想像するなら、レストランを経営するシェフ兼作家のサラ・トッドの日常から、ヘルシー料理をおいしく食べるヒントをもらおう。今回はこの内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介!

極端でクレイジーな食事制限をしていたモデル時代から、食のバラエティーやおいしさを追求する、バランスのとれたアプローチをとれるように変われたというサラ。「ヘルシーな食事とは、つまらなく感じるものや、制限に縛られるものではありません」。今回は、おいしい食事で栄養をしっかり摂っているという彼女が日々実践している8つのことをシェアしてくれた。

1. インスピレーションを受けたレシピ動画を参考にする

実際に誰かが料理をしているのを(YouTubeなどで)見たほうが、ずっと簡単です。レシピを読むだけでは、大変な作業のように思えてしまいます。グラグラ煮る? キャラメリゼするってどうやって? こんなふうに次々と疑問が湧いてくるかもしれません。実際に映像を見ながら料理をしていけば、自分に自信もつきます。各段階で動画の中の料理と照らし合わせれば、順調に作れていると安心できますからね」

2. ランチこそ適当に済ませない!

今やっていることをすべて中断し、食事をよくかんでよく味わいます。これは、私が本当に優先しなければならないことであり、その日1日に違いがでると感じています。自宅にいるときは、いろんな材料や風味を加えたお魚やお豆のカレーなど、より健康的なランチを食べます。よくかんで、食事だけに集中する。それぞれの具材の味をよりおいしく味わうことができます」

3. 味付けにはたくさんのスパイスを!

出来合いのブレンドされたスパイスを使うのが好きです。今は自分のブランドのスパイスを販売していますが、昔はすり鉢とすりこぎを使って自分でブレンドしていました。私のお気に入りは、マスタードシードとカシミール唐辛子、ショウガ、フェンネルシードがいっぱい入った南インドのマサラです。魚やカボチャに振りかけて焼いてみてください。これらのブレンドには、非常に多くの風味と異なる抗酸化物質が豊富に含まれています。キムチやピクルス、チャツネなど、健康的なおつまみも冷蔵庫にストックしています」

4. サイドディッシュこそ大盛りで!

旅行中や外食をするときは、副菜のメニューから野菜をたくさん注文します。ヘルシーに食べるなら、緑の野菜と栄養素を摂ることです。旅行中は特に、野菜不足を感じて食べたくなります。もちろん自分を甘やかすような食事もします。職業柄、どんな料理も試してみる必要がありますからね。できるときに、健康的なチョイスを心がければいいのです」

5. 作り置きをする

忙しい時期は、日曜日の午後に2、3種類料理を作って、冷蔵庫に保存しています。例えば、鶏ささみ肉のマリネだとしても、後日野菜と一緒に焼いたり、サラダに加えたりできます。すぐに食べることができる料理や、すぐに何かと組み合わせて食べられるような食事を準備しておくのがおすすめです」

6. 自然な調理法で料理する

「シェフたちは今、現代的な調理法から、炭の上で料理をするなど、昔ながらの自然な調理法に戻っています。特にオーストラリア人は、バーベキューで調理をしながら育ってきたので、そもそもあまり料理に凝る必要がなかったのです! このような調理法が料理の味を一番においしくさせ、食品の風味や栄養素を守ってくれるのです」

7. 柑橘類は必須!

「炒め物にしても、カレーにしても、焼き野菜にしても、料理の最後に柑橘類の絞り汁を加えるという一手間が、あまりにも過小評価されすぎています。料理を味見してみて、何か物足りないけど、それが何かわからないときは、酸味に欠けている場合がほとんど。酸味は料理を生き生きとさせて、具材それぞれの味を引き立ててくれます

8. 恐れを捨てる!

「人は、料理することを恐れます。材料や作り方の手順が多すぎて、失敗しそうな気がしてしまうのです。ですが、しばらく挑戦していると、直感が働くようになり、料理がもっと簡単にできるようになります。スーパーで食材をすべて探そうと思うだけで挫折することも。なので最初は、すべての材料がそろっている料理キットを使って始めてみるのもおすすめ。もしくは、出来合いのソースを使ってもいいでしょう。最初から全部をやろうとしなくていいのです」

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: LAUREN WILLIAMSON Translation : Yukie Kawabata

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