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息子の「先天白内障」壁だらけだった治療までの道のりを描いた作品

  • 2023.1.1
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生後1か月で「先天白内障」がわかった、河野りぬ・子育て&社畜エッセイ(@rinu.illustjob)さんの息子。近所の眼科で紹介状を書いてもらおうとするも、なかなか書いてもらえなかったり、いざ大きな病院で手術を受けようとすると「最短で1か月半待ち」と言われてしまったり…。とにかく早く手術を受けさせてあげたいと奔走する河野さん夫婦ですが、さまざまな壁が立ちはだかります。物語の見どころをダイジェストでお伝えします。

ついにはっきりした病名が…

息子の目の濁りを診てもらうため、眼科を受診した河野さん。医師から「先天白内障で間違いない」と診断されます。

河野さんは事前に調べて「先天白内障かもしれない」とは思っていましたが、いざ病名を医師に告げられると「汗が溢れ、背中がヒュッと冷える感覚」がしたそうです。

病名がはっきりすることで、安堵する一方でまた違ったつらさを感じますよね。

紹介状を書いてもらうため近所の眼科へ

先天性白内障の治療を一刻も早く始めるため、大きな病院を受診したいと考えた河野さん。すぐに近所の眼科で紹介状を書いてもらうことにしました。

窓口では用意できたら連絡をするという話でしたが、そこから2日間何の連絡もありません。河野さんは耐えきれずに問い合わせをします。

すると、「いつできるかわからない」という返答が…。一刻も早くと思っていた河野さんにとっては信じられない言葉だっただろうと思います。このあと、紆余曲折ありつつもなんとか紹介状を得ることができました。

紹介状を手に大きな病院へ!しかし、ここでも壁が立ちはだかる

紹介状を手に入れ、ようやく受診できた大きな病院。しかし、医師からは最短で1か月半後の手術になるという説明を受け、2人は肩を落とします。

病院の受診、手術と一筋縄ではいかない子どもの先天白内障。病院側の事情もあり、なかなか治療の開始まで進まないことに焦る気持ちが伝わってきます。どうしても早期に手術を受けさせてあげたいと思った夫は次の行動へ出ることにしました。

子どもの先性白内障を通して河野さんの息子への愛情や葛藤、家族のきずなが描かれた本作。困難に向き合う姿から、予想外のことが起きる育児について考えさせられる作品でした。

著者:NAKAMA

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