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「気にしすぎ」は禁句?HSCにとっての「当たり前」とは|HSC-ひといちばい敏感な子ども-を育てるために

  • 2023.1.1

HSCの子から見えている世界は、とても繊細な世界。物事の小さな変化に気づきやすかったり、着ている服の感覚が気になったりと、時には周りの人に理解されづらいことも…。わさび(@wasabi_2910)さんは、娘はもしかしたらHSCかもしれないという思いから、HSCやHSPについてインスタグラムやブログで発信しています。今回は娘いとちゃんの苦手なことについて具体的に紹介いたします。『HSC-ひといちばい敏感な子ども-を育てるために』第3話です、ごらんください。

娘・いとちゃんの生まれ持った特性に葛藤しながら、もしかしたらHSCなのかもしれないという結論にたどり着いたわさびさん。HSCの子どもを育てているからこそ見えてきた、親子の気持ちや対処法が描かれています。

水が少しこぼれて濡れた服、痛み・音に敏感なこと、怖いことや嫌な事は心の中に残りやすいなど具体的にわかりやすく描かれていましたね。

その思いを否定することなく、寄り添って話を聞いているわさびさんの対応も素敵だなと感じましたし、娘が安心できるような言葉を伝えてあげている姿が印象的でした。

目に見えない「生きにくさ」理解ある世の中に

HSCとは、Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略で、生まれつき敏感な感覚や感受性を持った子どものこと。娘・いとちゃんの育児でたびたび戸惑いながらも「いとちゃんはHSCなのでは」という結論に至ったわさびさん。人の気持ちやその場の空気を敏感に感じ取るために、疲れがたまりやすく、親から見ると生きづらそうに感じました。

しかしそれは子ども自身だけではなく、HSCの子どもを育てる親も、また違った「生きづらさ」を抱えているようです。HSCを知らない周囲の人からの反応や、人よりも敏感な子どもへの対応に悩みは尽きません。

HSCは病気ではなく、気質です。敏感な人に限らず、世の中にはいろいろな人がいますよね。「人それぞれの感じ方がある」という点が世の中で当たり前になれば、HSCの子ども自身はもちろん、親も生きやすくなるのではなるように感じます。

著者:NAKAMA

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