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「熊手」の飾り方とは!?ご利益アップの方法は?気になるオフィスや自宅での飾る方角についても解説!!

  • 2022.12.31

「福を呼び込む」「商売がうまくいく」などのご利益があるといわれている縁起熊手。 主にご自宅やオフィスに飾られるものですが、正しい飾り方や方角があることをご存知でしたか?

今回は、熊手の飾り方や「熊手を飾るときの固定方法は?」「買った時に掛かってるビニールは取ってもいいの?」などという些細な疑問まで、知って得する縁起熊手について見ていきましょう! これを読めばご利益アップ間違えなし!?

縁起熊手とは?

 

縁起熊手は開運招福や商売繁盛を祈願する縁起物で、初詣や酉の市の時期に取り扱われています。 特に酉の市では名物とされていて、この縁起熊手を買うために多くの人々が押し寄せます。

起源は江戸時代、農民たちが行っていた収穫祭で熊手に縁起物を装飾して売られたことが始まりだといわれています。 熊手の落ち葉をかき込む様子が「福をかき込む形」だとか、獲物をわし掴みにする鷲の爪に見立て「運をわし掴む形」などといわれ、その祈りが現代まで受け継がれているんです。

ビニールはどうしたらいい?

 

熊手を購入すると透明のビニールが掛けられることがあります。 持ち帰ってから飾る際にビニールを取るべきなのか、それとも取らない方がいいのか迷いますね。

このビニールは、汚れ・埃除けのためにかけられているものなで、取っても取らなくてもどちらでも良いそうです。

どちらにしても、ご自身でキレイな状態を保つようにしましょう。 汚れないようにとビニールを掛けていても、ビニールが埃まみれになっていたら福も寄ってこなくなりそうですもんね!!

基本的な熊手の飾り場所

 

熊手を飾る場所について、気を付けなければならないことが二つあります。

頭より高い位置に飾る

自分の目線よりも高いところに飾ることでご利益が高まります。

しかし、高い場所といっても天井に付かないように飾ることがポイントです。 天井にピッタリ付けてしまうと、そこで風の流れが止まり運気の流れも止まってしまうのです。 風の流れをイメージし、運気が流れる空間をつくりましょう。

目線よりも高いところは目が届かないため、普段の掃除が行き届かなくなりがちなので、飾る前に掃除をすることも忘れないようにしましょうね。

トイレなどの近くは避ける

汚れやすい場所、汚れている場所は避けましょう。 できるだけ清潔なところに飾り、常に清潔を保ちましょう。

飾る方角で意味が変わる!

 

飾る方角とは「熊手の正面がどの方角を向いているか」ということです。 各方角には、それぞれに関係する運気があります。

叶えたい願いがあればその方角を選び、運気を取り入れましょう。

北は避ける

北は避けた方がいいそうです。

仕事運や勝負運に強い方角です。

西

金運や財運に強い方角です。

地位や名誉に強い方角です。

その年の恵方に飾る

その年の恵方に向けて飾るのも良いでしょう。 恵方とは、その年の「歳徳神(としとくじん)」という神様がいる方角です。

「年神様」や「正月様」とも呼ばれており、こちらの方が聞き馴染みがあるかもしれませんね。 その方角は毎年変わりますので、間違えないように調べてから飾りましょう。

オフィスに飾る場合

 

熊手は商売繁盛のご利益があることから、会社に飾られることもあります。

神棚があればそこに

 

自宅でも同じですが、神棚がある場合は神棚に飾るのが一番良いでしょう。 この場合、方角は気にせずに飾っても大丈夫です。 北向きでも良いとされています。

玄関

神棚がない場合は、「福を呼び込む」といわれる玄関に飾ることもおススメです。 玄関に飾るときも目線よりも上に、そして正面を入り口に向けて飾ると良いでしょう。

固定方法は?

一般的な熊手は、倒れやすい形をしているため固定して飾る必要があります。 しかし、直接画鋲で留めるなど、熊手に傷がついてしまう方法は避けましょう。

立てる

置き場所の確保と熊手の大きさにもよりますが、小さめの熊手ならコップや花瓶などに入れて立てることもできます。 重しとしてビー玉などを入れるとバランスがとれて倒れなくなります。

壁に固定

立てて飾ることが難しい場合は、壁に固定して飾るといいでしょう。

紐を通す

熊手の裏面を見ると、その構造から紐を通せるほどの隙間があります。そこに紐を通し壁に掛けて飾ることができます。

針金で固定

まずは熊手を飾る壁や柱に釘を二本打ちます。 次に熊手に針金を巻き付けます。 巻き付けた針金の両端を釘に巻き付けるようにするとガッチリと固定され、飾ることができます。

まとめ

 

江戸時代に生まれたとされる縁起物の「縁起熊手」。 落ち葉をかき込む日用品の熊手の形状が福をかき込む形とされたことから来たともされています。

酉の市や初詣で取り扱われることがありますから、その時期に神社に行く際はチェックしてみるのもいいかもしれませんね!!

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