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ダイエットの専門家に聞いてみた!正月太りを防ぐ食事のコツとは

  • 2022.12.31
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ごちそうを食べる機会の多い年末年始、ダイエットを意識しながら食事を楽しむにはどうしたらいいのか、ダイエット専門家のアドバイスをご紹介。(フロントロウ編集部)

ダイエットの専門家が教える正月太り対策

大晦日やお正月などみんなで集まって食事をすることが多い年末年始。そんな年末年始に気になるのが食べ過ぎ。

画像: ダイエットの専門家が教える正月太り対策

お正月太りという言葉もあるなど、1年の中でもとくに太りやすい時期というイメージがあるけれど、専門家によると工夫次第でダイエットしながら食事を楽しむことができるという。

そのコツを教えてくれるのは、大阪・梅田にある医療ダイエットクリニック「LIGHT CLINIC」で副院長を務める吹田春佳医師。吹田医師に聞いた、年末年始の食事で気をつけたいダイエットの心得をご紹介。

「血糖値」の乱高下を防ぐ順番で食べる

画像: 「血糖値」の乱高下を防ぐ順番で食べる

美味しいものがたくさん食べられる年末年始、できるだけ好きなものを食べながらもダイエットを意識したいなら、重要なのが食べる順番。

吹田医師は「太らない食事の取り方は、いかに血糖値の乱高下を防ぐかがポイントです」と話し、続けて「そのため食事の際には最初に食物繊維の多いから食べ始めるよう意識しましょう」とアドバイス。

その理由は、食物繊維を最初に摂取することで満足感が得られやすくなるだけでなく、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールの吸収を抑えたりしてくれる作用があるからだという。たとえばおせち料理なら、なますなどの野菜の酢の物、こんにゃくや野菜の煮しめから食べるのがいいそう。

そして食物繊維を摂取した後には、次にタンパク質や脂質、そして最後に糖質の順番で食べていくことを吹田医師はオススメ。

もっとも食べ過ぎてはいけない食品は?

画像1: もっとも食べ過ぎてはいけない食品は?

せっかくならお腹いっぱい食べたい年末年始、賢く食事を取るコツのひとつがたくさん食べてもよい食品とそうでない食品の見極め。

たくさんの量を食べ過ぎないよう注意したい食品について吹田医師が挙げたのが、みりんや砂糖を調味料に使用する煮しめ、塩分が高めな数の子、糖質が多い餅など。また栗きんとんや黒豆も糖質が多いため、あまりにたくさん食べるのがオススメできないそう。

画像2: もっとも食べ過ぎてはいけない食品は?

とはいえ我慢しすぎるのは禁物。吹田医師は、「せっかくのイベントなので過度に制限する必要はありませんが、他に食べたいものとのバランスを見ながら調整してみてください」とアドバイスした。

太りにくいお酒選びのコツも

画像1: 太りにくいお酒選びのコツも

年末年始の集まりでお酒を飲むことが多いなら、ダイエットを意識したお酒の飲み方も知っておきたいもの。

ダイエットをしているときでも飲んでいいお酒について吹田医師は、「ダイエット中でも飲んでいいお酒は、ズバリ糖質のないお酒。ハイボールなどウイスキーがオススメです」と説明。そのほか焼酎やジン、ウォッカも糖質を含まないためオススメなのだという。

一方できるだけ避けたほうがいいのが酎ハイや梅酒。ダイエットを意識するなら、この2種類以外を選ぶよう勧めた。

画像2: 太りにくいお酒選びのコツも

お酒を飲むときにはおつまみも欲しいところだけれど、吹田医師いわく上手に取り入れればOK。具体的には、「目安は100-200kcalとし、小魚やチーズ、ハイカカオチョコレート、ナッツ、サラダチキン、ヨーグルト、おしゃぶり昆布、さつまいもなどを選んでみてください」とアドバイスした。

ダイエットを意識しながら年末年始の食事を楽しむ方法。ごちそうを食べる機会が多い年末年始シーズンにぜひ参考にしてみて。

教えてくれたのは…吹田春佳医師
大阪・梅田にある医療ダイエット専門クリニック「LIGHT CLINIC」にて副院長を務める。肥満遺伝子や体組成分析に基づく食事指導、食事制限、運動サポート、脂肪細胞破壊の施術を組み合わせて総合的なダイエット指導を行なっている。
「LIGHT CLINIC」公式サイト:https://light-clinic.co.jp/

(フロントロウ編集部)

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