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【こたつはエアコンの約20%?】こたつで乗り切る暖房代の節約術

  • 2023.1.1
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光熱費の値上げで、今年の冬は例年以上に暖房器具の利用に注意が必要になりそうです。そこで今回は、こたつとエアコンは、どちらの方が電気代は安くなるのかを解説するとともに、電気代の節約に繋がる暖房器具の使い方の工夫について紹介します。

■こたつはエアコンよりも電気代が安い!

もっともポピュラーな暖房器具であるエアコンとこたつでは、こたつの方が電気代を安くすることができます。

エアコンを1日8時間、30日間使用した場合、電気代は6畳用で約4,000円、14畳用で約9,000円かかります。

一方、こたつを1日8時間、30日間使用した場合の電気代は約1,200円です。

メインの暖房器具をエアコンからこたつに変えれば、最低でも3,000円ほど電気代が節約できます。エアコンの電気代を平均をとって6,500円とすると、こたつの電気代はたった18%となります。

■こたつの電気代をさらに安くする方法

ここからは、こたつの電気代をさらに安くする方法を紹介します。

●カーペットや敷布団を敷く

床にカーペットや敷布団を敷いて、その上にこたつを設置すれば、暖かい空気が床の方へと逃げてしまうのを防げます。また、こたつの熱が床にダメージを与えるのを防止することもできるのです。

●温度は「中」以下に設定

こたつは、強〜弱と温度を切り替えることができます。そこで、こたつ布団の中が暖まるまでは温度を「強」に設定して、じゅうぶん暖まったら「弱」に切り替えるようにすれば、さらに電気代が節約できるでしょう。

●ほかの暖房器具と併用する

ヒーターやエアコンを併用すれば、部屋全体を効率よく暖めることができます。また、こたつとエアコン両方の使用量も抑えられるので、こたつだけではどうしても暖まらない場合におすすめです。

暖房器具を併用によって電気代が高くなるのが嫌な人は、「はんてん」などの保温性がある上着を羽織るのもおすすめです。

●大きめの掛け布団を使う

こたつに使用する掛け布団は、サイズに余裕があるものを選びましょう。掛け布団が小さいと床とこたつの間にすき間ができ、そこから熱が逃げてしまいます。

■こたつで寒い冬を乗り切ろう

寒い冬は、部屋全体が素早く暖まるエアコンに頼ってしまいがちですが、こたつに切り替えることで電気代の節約に繋がります。また、工夫次第でさらに省エネできるのも魅力です。今年の冬は、こたつを有効活用してみてはいかがでしょうか。

文・山田千景

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