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「どうせ自分なんか…」生きづらさを感じてしまう日々|HSC-ひといちばい敏感な子ども-を育てるために

  • 2022.12.31

大きな愛情で包んでくれて、寄り添ってくれる存在の母親。子どもにとって「母親」は大きな存在ですよね。そんな一番理解してほしい存在の母親に理解してもらえないということは、悲しみや孤独感が募ることも…。わさび(@wasabi_2910)さんは、娘はもしかしたらHSCかもしれないという思いから、HSCやHSPについてインスタグラムやブログで発信しています。HSCだった方の子ども時代の母親への思いや、感じていた葛藤などを描いているエピソード『HSC-ひといちばい敏感な子ども-を育てるために』第2話です。ごらんください。

娘・いとちゃんの生まれ持った特性に葛藤しながら、もしかしたらHSCなのかもしれないという結論にたどり着いたわさびさん。HSCの子どもを育てているからこそ見えてきた、親子の気持ちや対処法が描かれています。

母親に求めていたのはただ1つ「もっと話を聞いてほしかった」この一文には、当時の理解されなかった寂しさや不安などさまざまな思いが詰まっていることと思います。

家事や育児に追われていると、子どもにしっかりと向き合う時間がなかなか取れない日もあるかと思います。けれども、少しの時間だったとしても心から寄り添い、共感し話を聞いてあげることの大切さを感じました。

目に見えない「生きにくさ」理解ある世の中に

HSCとは、Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略で、生まれつき敏感な感覚や感受性を持った子どものこと。娘・いとちゃんの育児でたびたび戸惑いながらも「いとちゃんはHSCなのでは」という結論に至ったわさびさん。人の気持ちやその場の空気を敏感に感じ取るために、疲れがたまりやすく、親から見ると生きづらそうに感じました。

しかしそれは子ども自身だけではなく、HSCの子どもを育てる親も、また違った「生きづらさ」を抱えているようです。HSCを知らない周囲の人からの反応や、人よりも敏感な子どもへの対応に悩みは尽きません。

HSCは病気ではなく、気質です。敏感な人に限らず、世の中にはいろいろな人がいますよね。「人それぞれの感じ方がある」という点が世の中で当たり前になれば、HSCの子ども自身はもちろん、親も生きやすくなるのではなるように感じます。

著者:NAKAMA

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