物が捨てられないから卒業！今年中に汚部屋から卒業するコツをチェック

ものを捨てたところで原因が解決していなければ、また部屋は散らかってしまいます。今年の大掃除こそ、もう二度と散らかさないお片付け術をマスター！

大切なのは捨てるのではなく分けること

自分が持っているモノって、意外と把握できていないもの。まずは片づける場所のモノをいったんすべて出し、把握する必要があります。そこから「使うモノ」を選ぶことが重要！

（1）収納からすべてのモノをいったん出す

必ず広いスペースを確保してから出しましょう。収納の中に入っているモノも、すべて出します。「ここに入れたモノはわかってるから大丈夫♪」と判断しないで。収納から出すと、ひとつひとつのモノの状態とトータルの量もよくわかります。

（2）種類ごとに粗い山をつくる

収納から出したものはカテゴリ別に「出しながら分ける」ことで、粗い山をつくります。同じカテゴリのモノが寝室や物置部屋など数カ所に散っている場合は、1カ所に集合させましょう。

（3）使うモノを5秒で選ぶ

「分ける」作業は、とにかく手を休めずに。ただ「使う」か「使わないか」の2択では選択に迷うので、ここでは3つに分類します。5秒で考えて答えが出ないモノは「迷う」へ！

使う

生活で使うモノ・使う予定があるモノは「使う」へ。「思い出の品」だけは別で確保して。

迷う

使わないけどもったいないモノは「迷う」へ。分けきった時点で改めて見て、そこで判断！

手放す

明らかに不要だと判断できるモノはこの段階でゴミ袋へ。無理をして手放す必要はナシ。

教えてくれたのは

家族の片づけコンサルタントseaさん

20年以上にわたり個人宅の片付けや掃除を行い、今までに片づけた家は6000軒以上。家事代行マッチングサービス『タスカジ』では〝予約が取れない家政婦〟としてクチコミで話題に。

撮影／砂原文

掲載：美人百花2023年1月号「レディたちの清く賢く楽しい大掃除Project」

イラスト／ito aya 文／橋本範子