1. トップ
  2. 恋愛
  3. あの直木賞候補作家もランクイン。不朽の名作BLコミック&小説、ファン投票で選ばれた1位は?

あの直木賞候補作家もランクイン。不朽の名作BLコミック&小説、ファン投票で選ばれた1位は?

  • 2022.12.31

BL作品レビューサイト「ちるちる」で、「不朽の名作BL2022」コミック・小説部門ランキングが発表された。

発売から5年以上経過した商業BL作品のなかから、現在も評価され続ける不朽の名作を決定する本企画。今回からファンの投票企画となり、6,351票が集まった。

コミック部門で1位に輝いたのは、中村明日美子さんの『同級生』(茜新社)だ。正反対のキャラクターを持つクラスメイトの2人が、ふとしたきっかけで惹かれ合うストーリー。独特のタッチで描かれる繊細な青春模様が、多くの読者の心に深い印象を残した。2022年にはシリーズ最新作『home』(茜新社)が単行本化され、大人になった2人の物語は今も続いている。

読者からは、「読む度に心がすーっと綺麗になる気がする」、「ピュアで美しい心の2人。未来永劫幸せでいて欲しい」と言った声が寄せられている。

5位までのランキングは以下の通り。

2位 『囀る鳥は羽ばたかない (1)』ヨネダコウ(大洋図書)
3位 『憂鬱な朝 (1)』日高ショーコ(徳間書店)
4位 『ギヴン (1)』キヅナツキ(新書館)
5位 『どうしても触れたくない』ヨネダコウ(大洋図書)

小説部門の第1位は、凪良ゆうさん著、葛西リカコさんイラストの『美しい彼』(徳間書店)だ。クラスの最底辺の男子高校生が学校の頂点に君臨する生徒に恋をするというストーリー。2021年に毎日放送でドラマ化され、2023年4月には劇場版の公開が決まっている。凪良ゆうさんは2023年1月の直木賞候補となるなど、BLの外のフィールドでも注目を集めている。

読者からは、「主人公の感情が他人とは思えず、自分の分身かと思った」「発売から8年という時間をかけて、2人がより強固な結びつきになった事がとても嬉しい」といった声が集まった。

5位までのランキングは以下の通り。

2位 『DEADLOCK』英田サキ 著、高階佑 イラスト(徳間書店)
3位 『イエスかノーか半分か』一穂ミチ 著、竹美家らら イラスト(新書館)
4位 『パブリックスクール -檻の中の王-』樋口美沙緒 著、yoco イラスト(徳間書店)
5位 『箱の中』木原音瀬 著(講談社)

「ちるちる」サイトでは、各部門20位までのランキング結果を公開している。

元記事で読む
の記事をもっとみる