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2023年に流行すること間違いなし?! 押さえておきたいK-Beautyトレンド

  • 2022.12.30

棚に並べたくなるような美しいパッケージに、カタツムリ粘液や高麗人参といった奇想天外な成分など、この10数年、多かれ少なかれK-Beautyに心を奪われてきた人も少なくないのでは? 一方で、ビューティートレンドは移り変わりが激しく、スキンケアのトレンドは常に変化しているのも事実。2023年はどんなトレンドが生まれるのか、今から押さえておこう。

1.マルチタスクスキンケア

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韓国のスキンケア方法と言えば「何ステップにもおよぶもの」なんて考えてない? その常識はもはや古いかも。

実は韓国では2021年に入った頃からすでに、“シンプルで合理的なスキンケアルーティン”に移行している。そんな流れの中で、1つのアイテムで何役もこなしてくれる「マルチタスクスキンケア」に夢中な美容愛好家たちが急増中。

一説によると、これはコロナのパンデミック化とマスクの着用が原因だと言われているんだとか。

その理由を知ればよく理解できるはず。韓国の美容愛好家たちは、自分の美だけでなく、地球環境の美も大切にしたいと思っている人がたくさんいるみたい。確かにスキンケアのパッケージなどの廃棄物は、ステップが増えれば増えるほども多いもの。また韓国では今「環境問題に配慮している」だけでなく「動物実験を行わない」「シングルマザーを支援している」など、アイテム開発と企業の社会的責任の観点が、アイテムを選ぶ上でキーポイントでもあるそう。

一方でベーシックなスキンケアでは充分な効果を得ることはできない、もっと「高機能なアイテムがほしい」という声もあり。(さすが美容大国)その声に答えるために、効果的でマルチタスクなアイテムが韓国スキンケア業界で増えてきている。例えば、メイクオフ、洗浄、保湿までをまかなえる洗顔料や、トナー、セラム、栄養ケアが1品でできるツワモノも。

廃棄物を減らし、時間もお金も節約してくれるスキンケアアイテムがトレンドになるのは、現代社会においてある意味、韓国だけではなく、世界中で必然的なことなのかも。

2.ヴィーガンビューティー

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今、ヴィーガン化粧品市場は韓国でも急速に拡大中。特に若い世代の間で人気を博している。韓国の美容業界がより良心的になるにつれて、動物由来成分を含まない、クルーエルティフリーな製品が新しいスタンダードになりつつあるんだとか。

ヴィーガン・ビューティーの需要は、サステナブルなライフスタイルを重要な選択肢とする未来志向の消費者グループによって牽引されているだけでなく、社会の変化や意識の高まりによりヴィーガンではない消費者も興味を持ちはじめているんだとか。

3.家庭用美容機器

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日本ももちろん負けていないけれど、この10数年、韓国美容の領域では、家庭用美容機器の需要が着実に高まっている。

しかも、ここ最近は多くの家庭用美容機器がセミクリニック並みの効果を発揮しているから驚き。韓国では特に、EMS(電気的筋肉刺激)、家庭用HIFU(高密度焦点式超音波)、RF(高周波)美顔器が注目されているみたい。

EMSは、即効性のある魔法のような筋肉の引き締め方法。筋肉を伸縮させることで、引き締まった肌となめらかな肌を実現することが叶う。

そしてHIFUは、超音波エネルギーやレーザービームを使用して、体内の天然コラーゲンの生成を誘発する。コラーゲンの生成により、顔周りの皮膚が引き締まり、ハリが出る。

一方、RFはジュール熱と呼ばれるものが老廃物の排出を促し、肌のハリやくすみ、たるみなどの改善、肌のターンオーバーを促進させることで美肌へと導いてくれる作用が期待できる。

美容機器はただ肌をキレイにしてくれるだけではなく、効率的にリフトアップや小顔を実現してくれるのが嬉しい。

4.乳酸菌スキンケア

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肌のバリア機能を強化することはすでに2年前くらいから注目されていたもので、韓国スキンケアの中核となるもの。肌バリアは外部からの刺激(紫外線、汚染物質、バクテリアなど)を遮断し、肌の水分、潤い、栄養素を保持し、健康的な輝きを生み出す役割を担っている。健康的な肌バリアがなければ私たちの肌は自分自身を守ることができず、どんなに頑張ってスキンケアをしたとしても、優れた栄養素を保持することができないから、肌のバリア力はぜひ上げたい。そのために注目されているのが「乳酸菌スキンケア」。

乳酸菌スキンケアの話をする前に、「マイクロバイオーム」というものについて、ちょっとだけ説明を。マイクロバイオームは、人体に生息する「微生物(Microbe)」と「生態系(Biome)」を合わせた言葉で、人の体に住んでいる微生物の遺伝情報のことを指す。わたしたちはDNAのようにひとそれぞれが異なるマイクロバイオームを持つそう。そして、この微生物の種類が多いほど、肌が健康的な状態で肌バリアが強い状態なんだとか。微生物は外部刺激から肌を保護し、皮膚の免疫力を高め、pH値を調節してくれる好ましい存在なのだ。

そして、この微生物を安定させ、さらには増やしてくれるのが「乳酸菌」(正確に言えば「プロバイオティクス」)なんだとか。乳酸菌=食べ物のイメージはあるけれど、韓国では古い考え方になっているみたい。最近では乳酸菌を配合したスキンケアアイテムが浸透しているそう。

「スキンファースト」なんて言葉があるくらい、今の韓国美容は素材美を大切している時代。乳酸菌で肌バリアを強化するのは、理にかなった方法といえそう。

5. ナイアシンアミド

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ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、顔色を明るくしたり、シワを消しをしたり、弾力性を高め、炎症を抑える美容成分界のスイスアーミーナイフなんて呼ばれる成分。

だけど、あまりにもパワフルなのでナイアシンアミドを高濃度で使用すると、皮膚に刺激や赤みが生じることがあるので要注意。

市販品でも処方薬でも使用方法を守って皮膚科医が推奨するものであれば効果を実感できるので安心して。初めて使用する場合は、低濃度から始めるのがおすすめ。

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