人はあなたの何を見ている？　報われる「正しい努力」とは。

仕事や勉強で努力しているつもりが、なかなか結果につながらず、評価もされない。そんな方はもしかすると、「正しい努力」ができていないのかもしれない。

2022年12月23日『人はあなたの何を見ているか』（エムディエヌコーポレーション）が発売された。

経営コンサルタントの小宮一慶さんは、「正しい努力」とは何かを知り、その努力を積み重ねること、そして、常に反省して学びを深めることが大切だと説く。

頭の中ではわかっていても、なかなか実践が難しい。具体的には下記のような点に気を配ることが重要だ。

付け焼刃でアウトプットしていないか
「準備」を習慣化しているか
情報をアップデートしているか
他人より稼ぐ努力をしているか
謙虚に人の話が聴けるか
相手のニーズに応えているか
常に100点を目指しているか
昔からの友人が何人いるか
常に本質を知ろうとしているか
辛抱強く物事に取り組めるか
背中で汗をかいているか
一流を目指しているか
足るを知っているか
他

「できているか」と問われると、取りこぼしているポイントが多いことに気がつくのではないだろうか。本書では、正しく評価されるための第一歩を紹介していく。自分の見られ方にも意識を向けていこう。

■小宮一慶さんプロフィール

こみや・かずよし／1957年、大阪府堺市生まれ。経営コンサルタント。株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役ＣＥＯ。十数社の非常勤取締役や監査役、顧問のほか、名古屋大学客員教授も務める。京都大学法学部卒業後、東京銀行入行。米国ダートマス大学タック経営大学院留学、ＭＢＡ取得。その後、岡本アソシエイツ取締役に転じ、国際コンサルティングにあたる。その間、カンボジアＰＫＯに国際選挙監視員として参加。後に、日本福祉サービス（現セントケア）を経て、1996年、独立し、現在に至る。著書は150冊を超え、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』『社長の心得 増補版』（以上、ディスカヴァー）、『「1秒！」で財務諸表を読む方法』『図解キャッシュフロー経営』（以上、東洋経済新報社）など。