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貧乏体質から脱却したい!お金持ちがやっている年末年始の習慣5つ

  • 2022.12.30

「2023年こそ貧乏体質から脱却したい!」と思っているあなたにおすすめなのが、お金持ちの習慣を真似することです。

お金持ちの多くは、普通の人と同じ行動はしません。年末年始は生活リズムが乱れ、出費も増えがちですが、お金持ちはどのように過ごしているのでしょうか。

■年末年始も生活リズムを崩さない

年末年始は仕事が休みになり、親族や友人同士で集まる機会が増えます。クリスマスや大晦日、大掃除、お正月といったイベントもあるため、生活リズムが乱れやすく、散財してしまいがちです。

しかし、お金持ちは年末年始だからといって生活リズムを崩しません。投資やビジネスで成功している人は、ルーティンを大切にしています。いつもと同じリズムで過ごすことで、心身の健康を維持することができ、結果的に浪費も避けられます。

■旅行に行かない

「お金持ちは年末年始に旅行する」というイメージがあるかもしれません。新型コロナウイルスの流行前は、年末年始に芸能人が海外へ出国する様子がテレビやインターネットで報道されていました。

実際は、お金持ちは旅行代金が高くなる年末年始にはあまり出かけません。普通の人と同じ行動は避け、平日に旅行します。平日なら人が少なく、人気の観光地でも快適に過ごせるからです。ホテルの宿泊料金も安く設定されているので、旅行費用も節約できます。

■参加すべき忘年会を見極める

お酒が好きな人は、忘年会を楽しみにしているのではないでしょうか。しかし、お金持ちは価値のある忘年会には参加しますが、時間やお金が無駄になる場合は断ることが多いようです。

たとえば、自分が幹事として仕切るなら、スケジュール調整や店の予約、会費の設定、会の進行などを通して多くのことを学べるかもしれません。また、取引先からの誘いであれば、今後の仕事に活かせるでしょう。

一方で、いつも顔を合わせているメンバーとの忘年会に参加しても、会話の中身もいつもと同じで得るものはないかもしれません。

時間とお金の浪費を避けるには、参加すべき忘年会を見極めることが大切です。どうしても断れない場合は、一次会にだけ参加するという手もあります。

■宝くじを買わない

年末年始は、宝くじを楽しみにしている人も多いでしょう。「宝くじが当たったらお金持ちになれる」と夢を見ている人もいるかもしれませんが、お金持ちの多くは宝くじを買いません。当選確率が低く、買っても無駄になる可能性が高いからです。

2022年の年末ジャンボ宝くじで、1等7億円が当たる確率は「2,000万分の1」しかありません。還元率は宝くじが約45%、公営競技(競馬、競艇など)が約75%です。なお、還元率とは、賭けたお金に対して戻ってくるお金の割合を意味します。

宝くじは胴元が確実に儲かるシステムになっているため、割に合わないものです。宝くじを買うよりもそのお金を使って勉強したり、株や投資信託などに投資したりするほうが、お金持ちになれる可能性は高まるでしょう。

■福袋を買わない

「お正月は毎年福袋を買う」という人もいるかもしれませんが、お金持ちの多くは福袋を買いません。福袋を買うと、何が入っているかわからないものにお金を使うことになります。ワクワク感を得られるかもしれませんが、不要なものを買ってしまう確率も高くなります。

最近では中身がわかる状態で売られている福袋もありますが、お得感につられて浪費してしまいがちです。お金持ちは無駄なもの・不要なものにお金を使わないので、手元に多くのお金が残ります。

お金を貯められるかどうかは、生活習慣に左右される部分があります。貧乏体質を脱却したいなら、お金持ちの行動や習慣を参考に、年末年始の過ごし方を見直してみましょう。

文・大西勝士(ファイナンシャル・プランナー/金融ライター)
会計事務所、企業の経理職などを経て現職。FP資格や投資経験をもとに、大手金融機関を含む複数の金融・不動産メディアで記事執筆を行っている。

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