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元不倫相手がストーカーに豹変…28歳女性が辿った「壮絶すぎる地獄の末路」【後編】

  • 2022.12.29

密かに上司の大輔さん(仮名・40歳)と不倫をしていたものの、彼に恋心を抱いていた同僚に社内メールですべてを暴露されてしまった萌さん(仮名・28歳)。さらに、会社での立場を優先する不倫相手に捨てられた萌さんは、ここから畳みかけるように悲劇に見舞われます。

周りの目も厳しい…そんな時予期せぬ出来事が…!

会社で不倫騒動を起こしたので、萌さんは部署を異動することになりました。心機一転仕事に打ち込もうとしますが、思わぬ邪魔が入ることに…。

「異動先で『仕事終わりに二人で飲みに行かない? 』『どんな話でも聞くよ』と男性から誘われることがグッと増えました。どうやら不倫をバラした同僚が『あの子は軽いからすぐに落とせる』と悪い噂を流しているようで。不倫していた自分が悪いのだから、ある程度は仕方ないとずっと我慢していたのですが…。

ある日、ランチから戻ると『男性社員に色目を使うな! 』と書かれたメモがデスクに貼ってあったのです。『いつも見ているよ』『最近、男性に愛嬌を振りまいているけれど、もしかして新たな不倫相手を探しているの…?』とだんだんと内容がエスカレート。ずっと無視していたものの、さすがに恐怖を感じるようになって…」

萌さんは、こんなことをするのは不倫を密告した同僚に違いないと思い相手を呼び出しました。「彼とはもう終わっているの」「だから、毎日嫌がらせをするのはやめて」と告げたものの、同僚は「何のこと?」と素知らぬ顔だったと言います。最初はしらを切っていると思った萌さんですが、どうやら同僚の仕業ではない様子。

「私は犯人を捕まえるべく、ランチに行く振りをしてデスクの近くに身を潜めることにしました。しばらくすると、元不倫相手である大輔さんが部屋に入ってきて、そっとメモを私のデスクに置いたのです。

そこで『別れたのに今さら何なんですか! 』と彼に詰め寄ると『他の男とばかり親しくするからだよ』『君は俺だけを見ていればいいんだ』とニヤリ。
それを見て背筋が凍る思いでしたが、彼の行動はどんどん大胆になって…」

元不倫相手がストーカーに…! 彼の最後の裏切りとは

その日を境に、帰宅すると「おかえり」と電話してきたり、家の前で待ち伏せしていたり、大輔さんはストーカーそのものに…。身の危険を感じた萌さんが警察を呼んだこともあったのだとか。注意を受けるとその場を去るものの、次の日になると姿を現すいたちごっこが続いたそうです。

「数日後『警察沙汰になったせいで妻に不倫の過去がバレた』『すべて君のせいだから、苦痛を伴った俺に慰謝料を払え』と彼から一方的にLINEが送られてきて。

『あの不倫は二人とも納得の上だったはず…』と思ったけれど、これ以上彼を刺激するのも良くないと考え、沈黙を続けることにしたんです。すると『彼女にはきつく言っておいたから、これできっと慰謝料を払ってもらえるよ』と彼から意味不明のメッセージが…。

それは、私から慰謝料を取って妻とやり直そうとしている彼の誤爆LINEでした。私が不倫をしたので自業自得ですが、彼からこんなしっぺ返しを受けるとは…。今も職場では針のむしろです」

その後、萌さんは慰謝料を払うことになり、多忙のため転職先も見つけられず、生活のため辛抱して今の会社に勤めるしかありませんでした。これも全部自分で蒔いた種なので、すべて受け入れて生きていくしかありません。

©yamasan/Getty Images
©BBuilder/Getty Images

文・菜花明芽

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