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初心者でも大丈夫!雪かきのコツと必需品

  • 2022.12.30

北海道・十勝地方南部に位置する大樹町。この連載では、宇宙のまちづくり、観光、移住、日々の暮らしのことなどを綴っている『宇宙のまち大樹町公式note』より、選りすぐりの記事をお届けします

Sitakke

こんにちは!移住コーディネーターの岡山です。

移住者の方から、「雪かき用のスコップ、どれを使えばいいのか分からない」という質問をいただきました。確かに、雪と縁がない地域に住んでいた方にとっては、誰かから除雪方法を教わるわけでもないですし、戸惑ってしまうかもしれません。
そこで、今回の記事では、私流の雪かきのコツと必需品をご紹介いたします。

※今回ご紹介するグッズは、大樹町内にある、ホーマックニコット大樹店で購入できそうなものをピックアップしてみました。

まずは、手袋と長靴を用意しよう!

1.手袋は「防寒テムレス」に限る

今年3月に公開した「防寒具コレクション」にも登場した防寒テムレス。裏起毛のゴム手袋なので、雪が溶けて染みてこないですし、指先が冷たくなることもなく、スコップを握ることができます!

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2.フード付き防寒長靴

夏用の長靴だと足先が冷えてしまうので、私は冬用の長靴を持っています。雪が長靴の中に入らないようにフードがついているもの、そして防寒対応(裏起毛など)がなされている物を選ぶと安心です!

最低限、これらがあれば大丈夫。ただ、雪が斜めに降るような吹雪のときや、水分を含んだベタベタした雪のときは、コートや衣類が濡れてしまいます。動いていると暑くなるのでスキーウェアまで着る必要はありませんが、レインウェアなど撥水加工がされているものがあると、より良いかもしれませんね。

私の場合、つば付きの帽子と耳あてをつけている事が多いです。

車用の雪かきグッズを用意しよう!

私が車に載せているのは、この2種類です!(大きさ比較のために、傘を置いています)

Sitakke
1.スノーブラシで雪を払う

車の上にこんもりと雪が乗ってしまうので、その雪を払うためにスノーブラシが必要です。伸縮可能なものや、車を傷つけないための素材などたくさん種類があります。大きな車であれば、中央部分まで届くような長さが必要です。

2.小さなスコップ

こちらは、出先の駐車場で雪かきしなければならなくなったとき、雪に埋もれてしまったときなど、もしものときに大活躍するスコップ。私は、小さいサイズのものを購入し、スノーブラシと一緒に車の中に入れておいています。

家用の雪かきグッズを用意しよう!

私が愛用しているのは、この2種類です!(大きさ比較のために、傘を置いています)

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1.プラスチック製スコップ

様々な形状や素材で作られていて、一体どれが良いのやら…?と思う方も多いかもしれません。私は、写真右側にある黄色いスコップを使っています。先端が金属になっているので硬い雪も何のその。雪の山を削っていったり、道を作ったりするときなど、大量に雪を書き出すときに便利なので愛用しています。

2.スノーダンプ

そして、上の写真の左側にある赤いスノーダンプ!こちらは、広い敷地に有効なグッズです。我が家は2回目の冬に導入しましたが、便利すぎて「なぜもっと早くに購入しなかったのだ…」と呆然としたほどです。広い場所の雪を大量に移動させるのに適しているので、アパートでは必要ないかもしれません。

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ちなみに…

我が家では1軍入りしなかったのはこちら。(大きさ比較のために、傘を置いています)

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左側のオレンジのスコップは軽くて良いのですが、一度に運べる雪の量が少なく、また、先端が金属ではないので強度に不満がありました。私の雪かきスタイルは、掘って投げるハードモードなので、そのスタイルにあっていませんでした。

右側の緑のスコップは、先に紹介したスノーダンプのような使い方ができるものですが、広い&砂利の我が家では活躍の場がありませんでした。ただ、アパートのようにアスファルトで限られたスペースの雪をどかすためであれば、活躍するかもしれません!

雪かきのコツ

1.除雪時には優先度がある

1.車を出せるようにする
2.家から歩道までの道を確保する

ただ闇雲に除雪をしても辛いだけなので、とにかく「車を出せるようにする」「家から歩道までの道を確保する」ことを最優先に雪かきをすると良いと思います。そうしないと、自宅が陸の孤島になってしまうのです!まぁ…大雪の日は家にいるのが一番ですが…。

また、車は常に「上から下に」向かって除雪することを心がけましょう。しっかりと車の屋根の雪を下ろし、フロントガラスの雪を払い、車の周りの雪を除けます。

ちなみに…車の屋根の雪はしっかりと落としましょう!雪を載せたまま走ると、走行中に雪が落ちて、後続車のフロントガラスに直撃してしまうかもしれません。また、ブレーキを踏んだときに、屋根から自分の車のフロントガラスに雪が落ちてくることもあります。他人に迷惑をかけず、自分もびっくりしないで済むように、屋根の雪はしっかり落としましょうね。

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2.ドカ雪の日は、こまめに除雪

「あまり積もってないからいいや」という気持ちで数時間放置すると、あっという間に積もってしまい、数時間前の怠惰な自分を殴りたくなります。チラチラと降ってくる雪は可愛いですが、積もった雪はめちゃくちゃ重い。除雪は重労働なのです…
なので、とにかく少しでも降ってきたらこまめに除雪。そうすることで、翌日の自分を助けることができます。

3.その日のうちに除雪!時間が経てば、苦しくなる一方

降ったばかりの雪はフワフワでも、翌日、翌々日と時間が経つと、固くなってしまいます。固くなった雪の塊を除雪するときは、とにかく力いっぱい削るしかありません。これがまた辛いのです。「どうして降った日に全部やらなかったんだろう…」と、数日前の怠惰な自分を殴りたくなります。とにかく、早く、こまめにやるのが大事です。

いかがでしたか?

この記事を書いていたら、大雪の日に限って夫が忙しく、しょっちゅう一人で雪かきをしていたことを思い出しました。雪かきしても降り続ける雪…「もう嫌だ」と放り投げたとしても翌日の自分がつらくなるだけ。

でも、何度も放り出したくなるほど、降る雪…札幌よりマシだと言い聞かせても、本当に本当につらかった。

私は雪かきが大嫌いです。そうは言っても降ってくる雪。北海道に住むなら、しょうがありません。
みなさん、一緒に雪を乗り越えましょう!!

***

文・岡山ひろみ(大樹町在住)

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