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「んもぉ〜!いちごいっぱい食べようね♡」ポカーン…婚活パーティーで知り合った男性がヤバすぎた

  • 2022.12.30

先輩に誘われ、興味本位で行った婚活パーティー。当時25歳で、そろそろ結婚を考えられる人と出会いたいなと思っていた私は、せっかくなので参加してみることに! その婚活パーティーで出会った男性と、後日デートをしたときの話です。

婚活パーティーで出会った男性とデートをすることに

当時25歳だった私は、学生時代にバイト先が一緒だった女性の先輩に誘われて、人生で初めての婚活パーティーに参加しました。パーティー会場で先輩と「とりあえずドリンクを頼もうか」と言ってるときに話しかけてきたのが、彼でした。

彼はとても明るく気さくで、話もとっても面白く、教師をしているとのこと。私は「普段から授業をしたり生徒とよく喋っていたりするから、話すのがじょうずなのかな?」と、彼に好印象を抱きました。キレッキレのツッコミをしたと思えば、軽い冗談を言ってみたり。「とても面白い人だね!」と、彼が席を立ったときに先輩とも話していました。

すぐに仲良くなった私たちは連絡先を交換。 後日、メールで「2人で出かけたい!」と彼に誘われ、デートをすることになりました。

もしかして…こっちが素の彼?

そして、いざデート当日。待ち合わせの場所に到着し、ドキドキしながら彼の車に乗り込みました。すると、なんと彼は私の顔を見るなり、「もぉ~!会いたかったぁ~♡」 と、オネエばりの猫なで声でやさしく微笑んできたのです! 口には出さなかったものの、「え? ネタ……だよね?」と思わず戸惑ってしまいました。

しかし、その後もオネエのような話し方は続き、ネタではないことを思い知らされました。 「もぉお~今日楽しみにしてたんだよぉ! いちごいっぱい食べようね♡」 と言いながら、いきなり手を握ってくる彼。 「そういうのはちょっと……」と何度言っても、私の手を掴んで離してくれません。仕方なく、私は心を無にして耐えることにしましたが、すでに「もう帰りたい」。その一心でした。

今でも忘れられない、彼とのいちご狩りデート

その日、向かった先はいちご狩り。駐車場がたまたまタイミングよく空いたので、いちご狩りをしているビニールハウスの入口のすぐ目の前に停めることができました。そのときに警備員の方が「ここ、全然空かなかったからタイミングいいねぇー」と声をかけてくれたのですが、 その瞬間、彼が私の手を握って自分の顔の横に私の手を掲げ……「彼女はね、天使ですから!!」と、意味のわからないことを大声で発したのです!

周りの人は「何事か?」と振り返り、警備員さんも苦笑い。私は、心を無にしてるので真顔。そんなこんなで始めたいちご狩り。練乳が欲しくなって「練乳を取ってくるね」と私が言うと、彼が私を静止して猛ダッシュし始め、 途中でクルッと振り返ったかと思えば、どデカい声で 「姫はそこで待ってて!!」 と叫んで、また猛ダッシュ……。 取り残された『姫』と呼ばれた私は周りの視線が怖くて、無心でいちごをたくさん摘みました。

そして、今日はなんの罰ゲームなんだろうと思いながらなんとかいちご狩りを乗り切り、やっと帰れることに。別れ際にキメ顔で「俺のお姫様になってほしいな。付き合ってくれるよね?」と言う彼。1日通してツッコミどころ満載だった彼の告白は、もちろん丁重にお断りしました。

彼と2人きりで会ってみると、初対面のときとはまったくキャラが違ったので、人って分からないなぁ……としみじみ感じてしまいました。婚活をするにしても、2人きりで会う機会を作って、相手がどういう人間なのかしっかり見極めるべきなのだと思います。私としては、初めての婚活パーティーはいい体験になりました!

ちなみにその後は婚活パーティーに行くのはやめて、マッチングで出会った男性と交際することに。そのままゴールインし、今では子どもが生まれて家族3人で暮らしています!

原案/櫻井りりこさん
作画/今井美保

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 今井美保

漫画家/イラストレーター。女性誌からネットニュースまで、猫からかわいい系妖怪まで幅広く手掛けてます。フリーの漫画サイト「おくらのあな」運営。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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