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栗きんとんは、はちみつが使われていることがあるので注意!年末年始の料理を子どもと楽しむコツ

  • 2022.12.29

年末年始の料理といえば、年越しそばやおせち料理、お雑煮などが思い浮かぶという方もいるのではないでしょうか。しかし、これらの料理は子どもが好まない場合や、もちなど年齢によってはまだ食べさせられないものもあります。そこで今回は、大みそかやお正月における、子どもにおすすめの料理をご紹介します。おもちの食べさせ方もお伝えするので参考にしてくださいね。

定番料理をひと工夫

年末年始に恒例の料理には、子どもが喜ぶものもあります。また、ひと工夫することで子どもが食べやすくなることもあります。せっかくの楽しい年末年始。子どもも含めて、みんなで同じものをおいしく食べたいですよね。ぜひ参考にしてみてください。

大みそかの年越しそばをうどんに

子どもがそばを食べないようであれば、別でうどんを用意するとよいでしょう。うどんは子どもが食べやすい料理の一つでもあります。わかめや鶏肉など、子どもが喜ぶ具をトッピングするのもよいですね。

そばアレルギーの心配がある場合は、大人が食べるそばとは別にゆでましょう。

子どもが喜ぶおせち料理

お酒のおつまみに向いているイメージのおせち料理ですが、通常の食卓にはあがらないものもあり子どもが喜んで食べるかもしれません。アレルギーには注意が必要ですが、特に次のお料理は子どもにも喜んでもらえそうです。

栗きんとん

栗きんとんは甘いため、お菓子感覚で喜ぶかもしれません。ただし、材料にハチミツが含まれている場合があります。

ハチミツは1歳を過ぎてから与えるようにと厚生労働省が定めています。手作りをする場合はハチミツを使わないようにし、市販のものを購入する場合は使用されている材料を十分に確認してください。

かまぼこ

紅白のかまぼこはおめでたい象徴であり、おせちに欠かせないものですよね。ただし、一般的なかまぼこには、鶏卵が含まれている可能性があるのでアレルギーを持つ子どもは要注意。

卵を使用していないかまぼこや、子ども向けのかまぼこを用意するのがおすすめ。好きなキャラクターが描かれているものを選んであげると、より喜んでくれそうです。

だて巻

甘くて卵焼きのようなだて巻は、子どもには好まれるおせち料理です。ただしこちらも、卵や魚のすり身などで作っているので卵アレルギーなど、アレルギーがある場合は注意が必要です。

数の子・いくら

プチプチとした食感が好きな子どもはいますので、あげてみると意外と喜ぶかもしれません。

ただし、魚卵アレルギーが出ることもあるので注意が必要。塩分も高めなので塩抜きし、ごく少量からあげるのがよさそうです。

子どもが好きな料理を入れるのもあり

伝統のおせち料理ではありませんが、子どもが好きなものを入れてあげるのもよいでしょう。ハンバーグやいちごなど普段食べているものを重箱に入れるだけで特別感を演出できそうです。家族でより楽しいお正月を過ごすきっかけにもなるかもしれませんね。

もちの食べさせ方

年が明けると、もちを食べることが増えます。お雑煮や焼き餅、おしるこなど、おいしいもち料理はたくさんあります。大人がもちを食べていれば、子どもが欲しがることもあるでしょう。

しかし、もちは喉につまる心配があります。子どもにはいつからもちをあげてよいのか、食べさせ方もあわせてご紹介します。

歯が生えそろって、よくかめるようになってから

おもちはよくかんで、口の中で小さくできるようになることが必要です。かみ合わせが整い、奥歯まで歯が生えそろってしっかりかみ切ることができる3歳ごろからがのぞましいと言われています。

また、「よくかんでね」「まだごっくんしないよ」など、大人の言うことが理解できるようになっていることもポイントです。

小さく切ってからあげる

もちは粘り気が強いので喉につまりやすいです。小さく切ってからあげましょう。ただし、小さいからといっても飲み込むのは絶対NG。よくかむように伝え、咀嚼(そしゃく)ができているかしっかりみてあげましょう。

汁ものがおすすめ

はじめは汁もので食べさせることがおすすめ。お雑煮やおしるこなど、水分があるおもちの方が飲み込みやすくなっています。食事の際は、お茶や水などを飲んで喉を湿らせるとよいようです。

飲み込むまで大人が見守る

飲み込むまで大人がそばで見守っておきましょう。食事中は遊ばない、歩きまわらない、寝ころばないを徹底することは大事です。口の中に入れたまま立ち歩いたりすることのないよう、注意しましょう。

おいしく楽しく過ごすことが一番

おせち料理やもちには、あらゆる意味が込められています。子どもが言葉を理解できる年齢であれば、一つずつ説明しながら食べるのもよいですね。

しかし、伝統も大切ですが、家族みんなが楽しく食べることが一番です。「年末年始だから縁起をかつがないと」と、肩の力を入れず、みんなが好きなものを用意するとよいでしょう。皆様にとって素敵な年末年始になりますように!

著者:佐藤りか

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