美容家のバッグに必ずある保湿コスメ

朝しっかりと保湿したはずなのに、気がついた時には顔がカサカサ。凍えるような寒さが毎日続き、気温の低下と同時に空気の乾燥もかなり感じますよね。

「日中も保湿したいけど、メイクの上に塗ってもいいのかな？」と、疑問に思ったことはありませんか？

コスメコンシェルジュの筆者が、メイクの上から保湿ケアできるアイテム3つと、効果的な塗り方をご紹介します。

冬でも乾燥知らずの“うるツヤ肌”でいたいのなら、朝のスキンケアがとても大切です。日中にひどいカサつきを感じるようなら、保湿アイテムをもうひとつ加えるか、保湿重視のスキンケアラインに変更することをおすすめします。

保湿アイテムを追加するとメイクがヨレてしまうのなら、スキンケア後すぐにメイクをしているからかもしれません。肌を触って、しっとり肌からサラサラ肌に変わったあとにメイクをしてくださいね。

シュッとひと吹きするだけで広範囲にうるおいを届けられる保湿ミストは、顔全体を保湿するのに最適です。

化粧水のみのスプレーだとうるおいが逃げて肌の乾燥を招いてしまいますが、こちらのアイテムにはオイルも含まれているため、これひとつで保湿が完了します。

すごく細かなミストなので、筆者は顔だけではなく静電気で広がった髪にも使っています。美容水層と美容オイル層の2層式のため、容器をよく振ってから使ってくださいね。
（80ml 税込価格1,980円）

美容液を固めて作られたこちらのスティック状美容液は、とてもやわらかなテクスチャーなので目もとなどのデリケートな部分の保湿に適しています。

軽いタッチで肌に滑らせると、美容液がとろけるように伸びてピタッと密着します。

極小パールとピンクのパウダーが配合されているので、ツヤ感がさらにアップします。

細めのスティックは、保湿したいところにピンポイントで塗ることができるので便利です。適量をくりだして塗り、指でトントンとタッピングするときれいになじみます。
（税込価格1,650円）

粉を吹くほど乾燥してしまったところには、しっかりとうるおうバームがおすすめ。バームはベタつくからメイクの上には塗りにくいと思う人も多いようですが、少量ずつ塗ればベタつきません。

筆者は口の横や眉間が乾燥して粉を吹きやすいので、美容液成分がふんだんに含まれているこちらのバームを常備しています。

肌なじみの良さは、ジャーから指にとった瞬間にわかるほどです。

柚子やサンダルウッド、イランイランなどの複雑な香りは、寒くて縮こまった心と身体をゆるめてくれます。
（税込価格3,960円）

冬場の乾燥をダイレクトに感じやすい40～50代ですが、日中にケアをすると肌の調子をぐんと上向きに導くことができます。本格的な寒さが続きますが、乾燥に負けない肌を育みましょう。

（美容ライター／コスメコンシェルジュ／ナチュラルビューティスタイリスト稲毛登志子）