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ある朝、夫は目を覚まさなかった。ある女性の体験談が示す「日常のはかなさ」

  • 2022.12.29

朝起こしに行って「おはよう」と言えば「おはよう」と返ってくる。私たちはそんな当たり前の日常がいつまでも続くと思ってしまいがちです。しかし当たり前の日常は、いつ突然終わってしまうかわかりません。ここで紹介するのは、リコロコ(@ricoroco.2019)のフォロワーさんが実体験したお話です。今この瞬間がとても貴重で奇跡的なものであることを思い出させてくれる『「当たり前」を失った朝』をダイジェストで紹介します。

突然失われた「当たり前の日常」

リコロコさんのフォロワーさんのお話です。生まれたばかりの子どもとパパの3人で、「当たり前の日常」を平和に暮らしていました。

ところがある日パパを起こしに行くと、もう目を覚ますことはありませんでした。就寝中に突然亡くなってしまったのです。まだ30歳だったパパは、家族にお別れを言うこともなく突然天国へと旅立ちました。

実感がわかない。現実から目を逸して暮らす日々

突然パパが亡くなったことを受け入れられず「仕事で忙しい、だからここにいないだけ」と自分に言い聞かせて現実から目をそらして日々を過ごしていたリコロコさんのフォロワーさん。

悲しみに飲み込まれないように必死にあわただしく過ごしていましたが、心の中は言いようもない悲しさでいっぱいだったことでしょう。

しかし、ふと目にしたとあるインスタ投稿を見て、心が救われたと言います。

とあるインスタ投稿の内容に救われた

そのインスタ投稿とは、赤ちゃんは生まれる前から寿命が決まっているという話。リコロコさんのフォロワーさんのパパは30年という短い時間でしたが、その決められた時間の中でたくさんの幸せと愛に包まれていたのだろう。と、リコロコさんのフォロワーさんには思えたのです。

そして、パパはかわいい子どもという唯一無二の宝物をのこしてくれました。

この投稿内容を読んで心が救われたリコロコさんは、徐々にパパが亡くなったという現実を受け入れ、前を向いて歩みだそうとすることができたそうです。

この漫画を読むと、当たり前に過ぎていく日常が決して「当たり前」でなく、家族が元気で過ごせている日々はかけがえのないものだと気づかされます。人の命ははかないものだからこそ、ともに生きられる時間を大切にしたいものですね。

著者:ママリ編集部

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