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月約15万の負担減。40代、年収800万の家族が捨てた「こだわり」とは?

  • 2022.12.28
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2022年12月23日発売の「プレジデント」(2023年1月13日号)は、「100歳まで安心 人生後半のお金戦略」と題した特集を組んでいる。年代別に自由に使えるお金を増やす方法、今すぐ年金を増やす具体策などをまとめている。

「こだわり」捨てて家計が楽に

「こだわり」を手放すと家計が楽になる方法を年代別に指南している。たとえば、40代で年収800万円の家族が、夫の実家がリフォームするのを機会に親と同居することにした。親とイーブンの関係を築くために、リフォーム代の頭金として600万円の負担を申し出た。

実際に同居してみると、住居費(賃貸)12万円以外にも同居の恩恵を受けることに。インターネットの通信代や新聞代は親世帯のものを共有させてもらうことで負担が月14万8000円も軽減した。

また、40代で年収450万円の家族は、「家のクォリティ」へのこだわりを捨てた。ターミナル駅周辺から郊外の賃貸住宅に転居することで、月の支出が7万円も減った。

このほか、「習い事などの教育費」「車のある生活」「交際費」「サブスクの定額費」「行き過ぎた健康管理」などへのこだわりを手放すことによって、家計がスリムになった事例を紹介している。「〇〇しなければ」という固定観念が無駄な出費を増やしていたのだ。

「街選び」の新基準

人生後半はどこに住むのが最高か? 「街選び」の新基準も参考になりそうだ。

1 近くに身内が住んでいる 万一のときに頼れる親族が電車で1時間以内にいること 2 自治体による高齢者フォローが手厚い 役所の高齢者対策をしている課に問合せを 3 生活利便性がよい 特にスーパーはネット注文や宅配サービスに対応していること 4 不動産流動性の高いもの 不人気の地域ではいざというとき売れない恐れがある

年金を何歳からもらうべきか? 繰り上げたとき、繰り下げたときの損得について、共働き正社員型、妻が専業主婦型、妻がパート型、夫婦とも自営業型、おひとりさま型など7タイプ別に具体額を示し、説明している。

さらに、人生後半を襲う「想定外出費」と5大対策も参考になる。医療費は「かかるお金」と「かけるお金」を分けて予算管理する、介護費は見えを張らず「負担可能額」をケアマネに念押しするなどをアドバイスしている。

人生後半にも予想以上に、お金がかかることがわかり、備えが必要だと痛感するだろう。

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