家を心落ち着く空間にするための6つのコツ

家にいる時間が増えてリモートワークも普及したいま、身の回りの環境や、それによる気分の変化を以前より意識している人は多いはず。事実、家の内装は私たちの情動的な健康状態に多大な影響を与えるので、心の平静や幸福感をもたらすようなインテリアを選ぶのは、あなたが思う以上に大切なこと。だからと言って予算がなくても大丈夫。ちょっと工夫をするだけで、あなたの部屋は至福の空間に変化する。インテリアデザインの専門家でウェルネスブランド『al.ive body』創業者のアリサ・フレイザーとリサンドラ・フレイザーが、6つのポイントをオーストラリア版ウィメンズヘルスに教えてくれた。

1．光を入れる

自然光には私たちの気分を一瞬で明るくする力があるので、もっと取り込まないと損！ もっというと、あなたの部屋は窓辺の装飾次第で最高にも最悪にもなる。低い位置に取り付けられた重苦しくて色の暗いカーテンは部屋を狭く見せる一方で、織り地のシアーカーテン（程よく透けるカーテンのこと）は気持ちを穏やかにしてくれる。カーテンの高さと色を変えるのは、経済的にインテリアを改善する方法の1つ。

2．ニュートラルな色を基調にする

ニュートラルな色やアースカラーは部屋の雰囲気をよくしてくれる（イチ押しはセージグリーンとテラコッタ）。そこに自然素材の家具（木製のテーブル、椅子、コート掛けなど）を合わせれば、さらに◎。ニュートラルな色はほかの色にも合わせやすい。あなたの気分や季節に合わせて、クッション、ラグ、ブランケットを変えてみよう。

3．マストアイテムこそスタイリッシュに

家全体の印象をパッと変えたいときは、家庭のマストアイテムに着目してみるといい。例えば、キッチンと浴室に欠かせないせっけん。ドラッグストアの家庭用品ブランドは安いかもしれないけれど、すぐゴミになる可能性が高いので、地球のためにも雰囲気のためにも、インテリア用品として作られた丈夫なソープディスペンサーやシャンプーボトルを使ってほしい。

4．香りで満たす

誰かの家を訪ねたときに、まず気づくのは香り。よい香りのソイキャンドルやアロマディフューザーに投資すれば、玄関のドアを開けた瞬間にホッとできる。甘いデューベリーとクローブの香りはとくに落ち着く。

5．片付ける

家の中がスッキリすれば、頭の中もスッキリする！ キッチンカウンターに並んでいる無数の雑貨をパパッと片付けるだけで、部屋全体が驚くほどスッキリするはず。また、すべてのアイテムに家を作ってあげて、使ったら家に帰す癖をつけると空間の落ち着きを保ちやすい。これを機に、思い切って不用品を捨てるのも◎。

6．花を飾る

緑の多い空間や観葉植物は誰だって好き。アイビー（ヘデラ）、アロエ、菊には空気清浄効果があるのでとくにオススメ。生け花も空間に華やかな色を添えてくれる。

これで、あなたの家が雰囲気と居心地のよい空間になりますように。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: ー Translation: Ai Igamoto