オフィスの年末大掃除「毎年していない」が6割弱！働く男女900人の事情とは

NEXER（東京都豊島区）が運営する「日本トレンドリサーチ」が、清掃・除菌をメインとしたサービスを提供するプラットフォーム「ユアマイスター forbiz」と共同で、「オフィスの年末大掃除に関するアンケート」を実施。年末にオフィスの大掃除をしている人は、約4割という結果でした。

大掃除の日数、1日が最多

調査は、2022年12月4日から同月8日にかけて、全国の会社などで働いている男女を中心に、インターネットで実施。900人から有効回答を得たものです。

「勤めているオフィスで年末の大掃除を毎年しているか」と聞いたところ、42.1％が「している」と回答。一方、「していない」と回答した人は57.9％で、6割弱が年末の大掃除を毎年していないという実態が分かりました。

「している」と回答した人に「年末の大掃除には何日間くらいかけているか」と聞いたところ、「1日」が72.8％と圧倒的に多い結果となりました。仕事納めの日に、「この日にみんなで大掃除をやる」と決め、1日で一気に大掃除を行う企業が多いようです。

さらに、「オフィスの大掃除で、年末にしか掃除していない場所はあるか」と聞いたところ、74.4％の人が「ある」と回答しました。

具体的な場所と、その理由について聞くと、「エアコンのフィルター掃除。普段は常時エアコンを使ってるので、フィルター掃除ができない（40代男性）」「パソコン内部。業務中は常に使用している機材なので、筐体の内部のほこりなどはめったに掃除できない（50代女性）」「エアコンの掃除、窓枠の掃除、お客さまがいるのでなかなか時間をかけてできないから（60代男性）」といった声が。

会社で仕事をしているとき、常に稼働している機器を、年末の大掃除のタイミングで掃除している人が多いようです。

オフィスでの年末の大掃除で、プロ（業者）に依頼したことがあるかの問いでは、4.9％の人が「ある」と回答。繁忙期で仕事納めまで稼働し、掃除をする時間がなかったという人や、社員への負担を軽減するために依頼したという人などがいました。

オトナンサー編集部