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ロッテ退団ロメロ、総額100万ドル契約で韓国移籍!昨季KBO王者へ「先発として安定した技量」

  • 2022.12.27

韓国プロ野球KBOリーグのSSGランダースは12月27日、ドミニカ共和国出身の左腕投手エニー・ロメロ(31)と契約したことを発表した。

契約の内訳は、年俸80万ドル(日本円=約1億632万円)、オプション20万ドル(約2658万円)の総額100万ドル(約1億3290万円)となっている。

ロメロはタンパベイ・レイズやワシントン・ナショナルズ、ピッツバーグ・パイレーツ、カンザスシティ・ロイヤルズと米メジャー球団を渡り歩き、2019年に中日ドラゴンズと契約して日本プロ野球に参戦。同年は21試合で8勝10敗の防御率4.26を記録するなど、先発の一角で活躍したが、翌2020年は負傷による長期離脱の影響で1試合も登板できず、シーズン終了後に退団した。

その後、メキシカンリーグのティフアナ・ブルズを経て2021年夏に千葉ロッテマリーンズと契約。2022年は本拠地開幕戦での7回1失点の好投を皮切りに、着実に先発ローテーションを消化し、20試合で8勝9敗、防御率3.36を記録した。

SSGのロメロ評「相手を圧倒する球威の持ち主」

 

SSGは新助っ人のロメロについて、「時速150kmを上回る剛速球で相手を圧倒できる球威があり、速球と同じ高さの軌道から出る変化球も優れている。優秀な制球感覚を持ち、左腕の先発投手として安定した技量を持つと評価している。円満な性格と素晴らしい“ワークエシック”で、早くチームに適応できることを期待している」と高く評価した。

ロメロはSSG入団に際し、「SSGという素晴らしいチームでプレーできる機会をくださったことに感謝している。私が持つ能力を最大限発揮してチームの勝利に貢献し、ファンがSSGのファンであることを誇らしく思えるよう、多くの試合で勝利したい」と意気込みを伝えた。

(写真=SSGランダース)ロメロ

2022シーズンの韓国シリーズ王者であるSSGは、ロメロのほか左腕投手カーク・マッカーティ(27)、野手ギジェルモ・エレディア(31)と契約し、2023シーズンの外国人選手の構成を完了した。

ロメロら3人の外国人選手は、来年の春季キャンプの日程に合わせてチームに合流する予定だ。

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