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年末にまとめて捨てたい! 片付けのプロが解説「ゴミを捨てるときのコツ」3つ

  • 2022.12.26

年末年始に大掃除や物の整理をする際、たくさんのゴミが出てきますよね。かさばるものや分別が必要なものなど、ゴミの捨て方で迷ってしまって、余計な時間がかかることも多いかもしれません。ゴミ出しが面倒でずっと家の中に溜めてしまっているものもあるのでは? 今回は整理収納アドバイザーの筆者が、効率よくすっきりとゴミを処分するコツをご紹介します。

ゴミの分別は地域によって大きく違う

ゴミの捨て方で一番重要なことは、お住まいの自治体のルールに従うことです。ゴミの分別は、大きく分けると以下の4つに分類されます。

・可燃ゴミ
・不燃ゴミ
・資源ゴミ
・粗大ゴミ

地域の焼却設備や人口などによってさらに細かい分類方法の指定があり、迷ってしまうことも多いでしょう。

筆者が住んでいる地域では、リサイクルカレンダーというものが毎年自治体から配布されています。収集日カレンダーや粗大ゴミの連絡先、間違えやすいゴミの捨て方なども載っています。よく読んでみると、意外と勉強になりますよ。

地域ごとにゴミの分別方法を検索できるサイトやアプリもあります。引っ越しをしてゴミの出し方が分からない場合や、大掃除で大きなゴミを出す際にとても役立ちますので、ぜひ活用してみてください。

自治体によって捨て方が違う、迷いやすいゴミ

使い捨てカイロ
可燃ゴミか不燃ゴミかは自治体によって違うため、事前にチェックしてから捨てるようにしましょう。ちなみに『小林製薬』の公式サイトによると、温かいままで捨てても問題ないと明記されていました。

傘、ラケット、空気入れ
長くてゴミ袋からはみ出してしまうものも、捨て方に迷ってしまいますよね。筆者の地域では、半分以上が入る袋に入れて“燃やさないゴミ”として出すように指定されています。地域によっては粗大ゴミや金属ゴミに分類される場合もありますので、分別方法をしっかり確認しましょう。壊れた傘や使わない傘が溜まっている場合は、年末にまとめて処分してしまうのがおすすめです。

捨てにくいゴミの出し方のコツ3つ

(1)大きさ違いのダンボールをひとまとめにするコツ

宅配便を頼むといつの間にかたくさん溜まってしまいがちなダンボール。大きさ違いのものを重ねて紐で縛って出すのは、意外に手間もかかりますよね。

筆者宅ではダンボールを紐で縛らずに、大きなダンボールの中に小さな段ボールを入れ込んでまとめて捨てています。

コツは、大きなダンボールの底の部分を内側に入れ込むこと。こうすることで、内側に溝ができて、その溝に小さな段ボールを詰めていくと下に落ちずにうまくひとつにまとまります。

(2)雑誌や本などの紙類を簡単に紐で縛るポイント

たくさんの古本や雑誌などを紐で縛るときに、上下ひっくり返して紐を通すのはなかなか難しいですよね。紐で簡単に縛るには「4の字縛り」がおすすめです。

・紐を4の字に置いて、真ん中の十字の上に本を置く
・左上の輪を真ん中に向けて引いて、下の紐を輪に通して右側に引く
・引いた紐と右の紐を角で結べば完成

こうすると本をひっくり返さずに縛れるので、思い立ったらすぐにまとめられます。家の中に溜まった古本を捨てるハードルも、ぐんと下がりますよ。

(3)一発解決! リングノートの分解方法

筆者が気に入っているダブルリングノート。分解方法が分からず、長年何冊も溜めていましたが、「リングノート用リムーバー」を見つけて一発解決。

リムーバーをリングに引っかけて下におろすと、リングが広がりノートとリングが簡単に分解できます。必要なページだけを取り出すこともできるので、とても便利です!

【商品情報】
リヒトラブ「リングノート用リムーバー」
価格:¥220

地域によってゴミの捨て方には大きな違いがあります。まずはゴミカレンダーやパンフレットをしっかり読んで、正しい分別方法を理解しましょう。迷ってしまう場合は、サイトやアプリを利用して調べてみると意外に簡単に解決することも。

この年末に思い切ってゴミを処分できたら、次の買い物からは、リサイクルしやすいものや処分に手間がかからないものを選ぶように意識してみてください。年末に気持ちよく手間なくゴミ出しができるように、参考にしてみてくださいね。

【参考】
『小林製薬』公式サイト
『リヒトラブ』公式サイト

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

のぞみ

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