【神崎恵】赤リップが主役のフレッシュな最旬メイク！

今月の気分【赤リップをフレッシュに】

鮮烈な色合いと存在感が魅力の赤リップを、神崎さんならどうつけこなす？ ファッション、アイメイクとのバランスの取り方など、赤リップを存分に楽しむコツを教えていただきます。

Lip 明るさと鮮やかさで唇の印象が際立つ

ルージュ ディオール

999V

￥5500（1／1限定発売）／パルファン・クリスチャン・ディオール

カジュアルにもハマる鮮やかで明るい赤。マットな質感がスタイリッシュなムード。

Eye 自然に陰影を深めるベージュ×ブラウン

ルナソル アイカラーレーション

15

￥6820／カネボウ化粧品

肌に溶け込むようになじみながら陰影を深める絶妙なベージュとブラウン。きらりと躍る、繊細パールの澄んだ輝きも秀逸。

【1】イプノ ドールアイ ウォータープルーフ N

ソーブラック

￥4400／ランコム

美しくセパレートしたまつげに。

【2】アイディファイニング ペンシル

01

￥3300／RMK Division

ソフトな描き心地でかつ落ちにくい。

[ How to Make-up ]

パレット右上をアイホールに淡くぼかしたら、右下を上下のまぶたにのせ、柔らかく淡く締める。左上を二重のラインの終点のやや手前から細いライン状に入れ、軽くハネ上げて長さを延長。【2】で上まぶたにラインを引き、【1】を上下のまつげに一度塗りする。リップはブラシを使ってオン。唇の山はなだらかに、オーバーにはせず輪郭ジャストに塗ってカジュアル感を演出。

ポップさを持つマットな朱赤が赤リップの定番

私にとって、赤リップはベーシックアイテム。すっぴんの日、デニムの日、ドレスの日。どんなメイク、スタイルにも合わせやすいから。赤リップには、さまざまな色みや質感がありますが、最も手に取るのはマットな朱赤。赤という色が持つエレガントさやクラシックな雰囲気、そこにポップさをひとさじ加えられるマットな朱赤が昔から好きです。

春新色の中では、今回使ったディオールの999Vが好きな色合い。このリップにジャケット×キャップのようなカジュアルミックスを合わせるスタイリングを、プライベートでも楽しんでいます。

赤リップの日はアイメイクは引き算。シャドウも色をきかせるというより、ベージュトーンで陰影を深める程度に、アイラインやマスカラもさらっと。唇の存在感が存分に楽しめます。

「カジュアルなスタイルはマットな赤リップのピリッとした色っぽさをスパイスに」

「リップはくっきり。目元にはヌケ感。そんなバランスが気分です」

ヘア＆メイクで真冬のモノトーンSTYLEをブラッシュアップ！ 【WHITE〜BLACK】

白と黒。あっさりしがちな冬のモノトーンスタイルの神崎流の楽しみ方を今月はご紹介。きちんと、クール、スイートなどなど、シンプルなのに印象は多彩。その秘訣をスナップで探ります！

レース衿のワンピをポニテでグッドガール風

VOCEのオバジのイベントにて。レース衿のワンピはカチューシャと高い位置のポニーテールでグッドガール風に。ジルスチュアートの新作のプランパーで唇にツヤをオン。

モノトーンのコーデに暖色シャドウで温もりを

シャツはシモーネ・ロシャ。最近はシャツのボタンを一番上まで留めて着るのがマイブーム。パンツは黒とモノトーンだったので、エレガンスのオレンジ系パレットで目元に温もりをプラス。

ゆるっとした編み込みでドレスにヌケ感をプラス

衿に特徴のあるラドローのドレスにディオールのバッグとベルトをコーデ。個性的なディテールのドレスやベルトには、ゆるっとした編み込みを合わせて、柔らかなムードに。

シンプルなスタイルをポンチョで“味変”！

オフホワイトのポンチョはヴァレンティノ。シンプルな白シャツと黒パンツのコーデにこれを足すだけで感じが変わって楽しい。眼鏡の日だったのでアイラインを引き算してます。

シャツワンピの日のメイクはさらっと！

ニットとシャツがドッキングしたマルジェラのワンピの日は、メイクはナチュラル。眉を軽く描き、ルナソルの春新色のベージュ×ホワイトのチークでさりげない血色を演出。

リラックスしたい週末はメイクも服も柔らかく

スタニングルアーのシンプルなニットにエブールのレーススカートの休日スタイル。マキアージュのクッションファンデで肌は軽く仕上げて。

ハンサムなスリーピースには柔らかなメイクでバランスを

ラグアンドボーンのジャケット、ベスト、パンツのスリーピース。黒と白のミックス柄でハンサムな雰囲気なのでエレガンスのピンクのパウダーチークとエルメスのピンクリップでマイルドに。

ミックスコーデも白メインなら簡単！

アパルトモンのサロペットにビートルズのTシャツ、そしてセリーヌのツイードジャケット。ネックレスはビジュードエム。テイストミックスは季節を問わず好きなスタイル。

ブラックドレスの日はアイラインで少し強めに

ブラックのかっちりしたドレスを着て家族でお出かけした日。ダークブラウンのキャンメイクのアイライナーでインサイドを引き、エストのリキッドアイライナーでまなざしをちょっぴり強めに。

小学生の息子を送る朝は少しだけきちんと感を意識

ポーラ B.Aの日焼け止めでツヤを足し、眉だけ描いて息子を小学校へ送った朝。セリーヌのツイードジャケットとザ・ロウのパンツにミッキーマウスのビンテージTシャツでヌケをつくって。

動きやすいスタイルで息子とショッピング

長男とショッピング。この日着ていたバンドTを見て「それ、今すごく人気だよ」と教えてもらいました。スックのエマルジョンファンデとブラウンリップでラフさを意識。

ブラックジャケットで息子とハロウィンへ

三男のお友達とハロウィンパーティをした日。ママ友にマレフィセントのかぶりものを借りたけど、子どもたちにはあまりウケませんでした（笑）。

チェックのシャツを着る日は顔の“横線”を少し強めに

シモーネ・ロシャのギンガムチェックのシャツを着る日は、眉をキリッと＆ディー アップのつけまつげをつけて、顔の“横線”を少しだけ強調します。

ローズのマットリップでオールブラックに“華”を

ベロア素材のシャネルのジャケットとマックイーンのパンツ。オールブラックのコーデにルージュデコルテのマットなローズでアクセントをつくりました。最近、ローズ色のリップに惹かれます。

撮影／魵澤和之（まきうらオフィス） スタイリング／石関靖子 ヘア／shuco（3rd） 取材・文／中川知春