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銀行員は見た!銀行口座で絶対やってはいけないNG行為…口座凍結の可能性も

  • 2022.12.27

自分の口座を適切に管理できていない人は意外に多いようです。特に銀行口座を複数所有する人にその傾向が見られます。

銀行口座に関して、銀行員が「絶対やってはいけない」NG行為を3つ紹介します。

■使っていない口座(休眠口座)を放置する

一定期間以上全く使っていない「休眠口座」を放置するのは絶対NGです。

その理由は3つあります。

●休眠口座は犯罪の温床になりやすい

休眠口座は振り込め詐欺などの犯罪の温床になりやすく、知らない間に自分の口座が犯罪に使われてしまうリスクが非常に高くなります。

●10年以上放置した銀行預金は預金保険機構に移される

2009年に施行された「休眠預金等活用法」により、10年以上経過した「休眠口座(一定期間入出金がない口座)」の預金は、社会活動等に活用する目的で預金保険機構に移管されます。

その後も預金の払い戻しは可能ですが、少々面倒な手続きが必要になるケースが多いです。

なお、銀行では10年以上経過した休眠口座の所有者に事前連絡していますが、住所変更の手続きを行っていないと連絡が来ないので注意しましょう。

●多くの銀行が「休眠口座の管理手数料」を設けている

近年多くの銀行が「休眠口座の管理手数料」を設定しています。

たとえば、りそな銀行では2年以上入出金などの取引がないというように、一定の条件に当てはまる口座について、年間1,320 円(税込)の未利用口座管理手数料を徴収しています。

口座に手数料分の預金がない場合はすべての預金残高が手数料として徴収され、同時に口座が解約されます。

以上の理由から、休眠口座があれば速やかに整理しましょう。通帳等を紛失した場合でも銀行に連絡すれば払い戻しや解約の手続きに応じてもらえます。

■口座の不正利用

故意でなくても即口座凍結となるNG行為が「口座の不正利用」です。その原因となりうるケースを紹介します。

●第三者による不正アクセス

スマホの紛失やネットバンキングのログイン情報の漏洩などが原因で口座に不正アクセスされることがあります。

●紛失した身分証明書を悪用される

紛失した身分証明書で第三者が自分名義の口座を開設し、その口座を犯罪に使うケースもあります。

●不正利用目的で口座を譲渡・売買する

「儲け話がある」などの理由で、不正利用を目的とする口座の譲渡や売買を行う「犯罪」に手を染める人も少なくありません。

銀行は常に口座の不正利用に目を光らせています。不正利用が発覚すれば即座にその口座を凍結して警察に連絡します。そして、口座の譲渡・売買に関与した人は法律で罰せられます。

●不正利用から自分の口座を守るには

不正利用から自分の口座を守るためには、次の対策を講じることが必要です。

・ネットバンキングのログイン情報をこまめに変更する
・身分証明書や銀行アプリが入ったスマホの管理を厳重に行う
・口座の譲渡や売買を絶対にしない

以上の対策で不正利用による口座凍結のリスクを小さくできます。

■インターネットバンキングのパスワードを長期間変えない

インターネットバンキングのパスワードを長期間変えないのも絶対NGです。

セキュリティが強固なインターネットバンキングも決して安全ではありません。事実、ゆうちょ銀行は過去に大規模な不正利用の被害を受けています。

そのような被害を防ぐ意味で、多くの銀行が推奨する「180日ごとのパスワード変更」を強くおすすめします。

■所有する銀行口座を定期的にチェックしよう

所有する銀行口座の定期的なチェックを習慣づければ、以上で挙げた絶対NG行為を避けられます。それによって自分の銀行口座を安全かつ適切に管理できるでしょう。

文・fuelle編集部

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