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「責めているわけじゃない」夫婦間で気遣いができなくなっていた…離婚届を持ち続けた妻の真意とは?

  • 2022.12.26

家族を顧みない自己中な夫に愛想を尽かし、一度は家を出たものの、心を入れ替え育児をする夫を見て、家へ戻った妻。かつて仕事第一だった夫は今、時短勤務で働き、育児と家事の両立をしようと日々奮闘している。

夫婦関係は良好だが、妻が今でも「離婚」という選択肢をもっているのかどうか、ずっと怖くて聞けなかった夫。しかし、捨てられた離婚届を見つけてしまい、意を決して聞くことにした。

離婚届は「戒め」のために、持っていたという妻。

「夫婦」はもともと赤の他人だからこそ、関係を維持するには、双方の努力が必要不可欠だと、自分の考えを夫に伝えた。

「家族だから、夫婦だからって、相手の尊厳を踏みにじるようなことはしちゃいけないの」

そんな至極当然のことさえ、「夫婦」「家族」という関係にあぐらをかいて、できていなかった夫は、妻の正論にぐうの音も出ない……。

夫婦だからこそ気遣いや配慮が必要

感謝の気持ちを伝えたり、悪いと思ったら謝ったり……。大切な友人や職場の人など、ある一定の距離感がある人にはできる気遣いが、夫婦間になるとできなくなる。

距離感が近いほど、大切なことを言葉で伝えられなくなってしまう。

でも、夫婦はもともと「赤の他人」であり、「紙切れ一枚で簡単に終わらせることができる関係」なんだと再認識して、「これからも一緒にいられるように頑張ろう」という前向きな意味を込めて、離婚届を持っていたという妻。

ただ、長い間捨てることができなかったのには、理由があって……。


著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

ベビーカレンダー編集部

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