7分間後に小さな声で泣いたわが子『産声を聞かせて』

赤ちゃんが生まれたとき、あなたは元気なわが子の声を覚えていますか？きっと、とても幸福な時間だったのではないでしょうか。つらい出産を終えた充実感で胸がいっぱいだった人もいるでしょう。しかし、出産とは常に危険と隣合わせ。そう教えてくれる作品を紹介します。星田つまみ(@hoshi.da)さんは2児の母。長男、にいくんを出産するときに「常位胎盤早期剝離」という状態になり緊急出産することに…。『産声を聞かせて』を紹介します。

緊迫した出産、赤ちゃんの泣き声が聞こえない…

星田つまみさんは「常位胎盤早期剝離」という状態になり、おなかの赤ちゃんの心拍が低下してしまいました。このままでは、助からない…。緊急で出産をすることになります。元看護師の実母は帝王切開ではないことに疑問を抱きますが、通常分娩でどうにか赤ちゃんを出産。

しかし、星田つまみさんは赤ちゃんを産んだ実感を持てていないようです。

ようやくわが子に対面。しかし告げられた衝撃の事実

星田つまみさんは赤ちゃんとようやく対面を果たします。しかし、そこではじめて知らされた7分間、息をしていなかったという事実…。きっと天国から地獄に突き落とされたような感覚だったのではないでしょうか。

混乱と疲労から、星田つまみさんは気絶をしてしまいます…。赤ちゃんは無事なのでしょうか。

どんどん思考がネガティブに、赤ちゃんはどうなるの？

出産直後の母体はとても大きなダメージにさらされています。星田つまみさんの体は色々あったもののひとまず大丈夫そうで一安心。しかし、赤ちゃんのことを考えると不安で涙が止まらない様子です。ネガティブな感情でいっぱいになってしまっても仕方ないこともしれません。

改めて、出産は危険と隣り合わせのものだといういうことを突き付けられます。

著者：ゆずプー