結婚が決まり、お互いの両親の挨拶も実現できた日｜20代、親を看取る

正式にパートナーからプロポーズをしてもらったキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。改めて2人で母親にも報告し、今度はパートナーのお母さんも来てくれることに…。『20代、親を看取る』第20話をごらんください。

寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。

そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をします。

とんとん拍子に、両家の顔合わせまで行きましたが、キクチさんのパートナーのお母さんも、すぐに会いに来てくれるなんて、とても行動力のある親子！

しかし、そのおかげでキクチさんも母親にうれしい報告ができたのでよかったですよね。

親を看取るということについて考える…

この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験し看取ったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親を看取ることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

著者：sa-i