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珍奇鉱物図鑑「自然金」を紹介。古来、人類が憧れ続けてきた輝き

  • 2022.12.25
ネイティブゴールド

Native Gold(自然金)とは?

ゴールドの産出は、砂金と、鉱山で採れる山金に分かれ、砂金の中でも大きなものはナゲットと呼ばれる。産地独特の産状を示す標本や、何かの形状に見立てができるものが人気が高い。標本となる自然金は純粋な金ではなく、銀などほかの鉱物が混ざっていることがほとんどである。

ネイティブゴールド
2016年産出のブラジル・マトグロッソ州産の自然金結晶。発見時には人々が採掘に押し掛け大きなニュースとなったが、現在は政府の管理下に置かれ採掘、輸出が禁止となっている。54×30×11mm。
ネイティブゴールド
アメリカを代表する古典的産地、ゴールドラッシュで有名なカリフォルニア州のイーグルズ・ネスト鉱山からの標本。樹枝のように結晶が連なる美しい自然金。70×40×8mm。
ネイティブゴールド
鉱物標本マーケットで話題となった、2020年に発見されたモロッコの新産地、Aouint Ighoumaneからの自然金結晶。スピネル式双晶が連なったユニークな標本。20×10×10mm。
ネイティブゴールド
母岩の石英をうまく処理し、馬に乗ったナイトがその母岩の上を駆け抜けていくような形に広がる自然金の標本。金の結晶はこうしたユニークな見立てができる結晶の形が珍重される。38×26×15mm。
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