美しくて機能的、パリジェンヌの愛用バッグ。

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は2020年よりパリ在住、最近ファッションの仕事を始めたパリジェンヌのコッペリア・マンダンが登場。

「バッグはファッションアイテムの中でも特に好き」と話してくれたのは最近ファッションスタイリストとして活躍を始めたコッペリア・マンデン。バッグひとつでスタイリングが決まるし、逆に同じアウトフィットでもチョイスするバッグによってまったく違う着こなしが⽣まれる。毎⽇使うものだから機能性も重視します。「私にとってバッグはジュエリーと同じ感覚です。シンプルなスタイリングにひと匙の華を添えてくれるから。でもジュエリーと違うのは、道具としても使うこと。愛でる美しさ、そこに必要なものを収納できる機能もある。最強に⼼強いファッションアイテムだと思います。シャモニーの実家に置いてあるので、パリにはたくさんないのですが、これから本当に好きなバッグを少しずつ揃えていきたいです」

愛でる楽しさと実用性を叶えてくれる愛しのバッグたち。

ママのスタイルを⾒ていてずっと憧れだったシャネルは、18歳の誕⽣⽇に両親からプレゼントされたもの。⿊でなくベージュなので、⾃分のスタイリングに合わせやすいのもお気に⼊り。

「⼀年前にゲットしたメゾン マルジェラのバナナバッグは、コンパクトだけれど収納⼒抜群で使いやすい」シルバーのキラキラ感が着こなしのアクセントに。

アメリカブランドのCult Gaia（カルト・ガイア）は数年前にネットで購⼊。「ムートンの素材感とベージュ系の⾊でフェミニンなデザインなので、ブーツやジーンズなどハードな着こなしに合わせるのが好きです」

Coppelia MANDIN北フランス、モブージュ⽣まれ。幼少期にスイスとの国境近くシャモニーに移住。2020年パリに上京。名⾨デザイン学校として知られるLISAAに⼊学し、ファッションビジネスを学ぶ。現在はマーケティングPR、コンサルタントを⽬指しつつ、ファッションスタイリストとしての活動もスタート。@coppeliaaa