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老け手元卒業できる!ハンドクリームの塗り方

  • 2022.12.23
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日々の消毒や、冬の乾燥した空気で、ハンドクリームを塗っているのにカサカサで「手元が老けて見える!」なんてお悩みの人も多いのではないでしょうか?

ヘルス&ビューティーコンシェルジュの筆者が、「老け手元」にお悩みの40・50代の皆様へ、ハンドクリームの選び方&塗り方をご紹介します。この記事を読んで、老け手元を卒業し、魅せ手元になりましょう!

■手元が老けるのはなぜ?

忙しい40・50代の手元は、「加齢による肌の水分不足」に加え、「日常的な手洗いや消毒」「家事による乾燥や摩擦」といった日常生活などで過酷な環境にあります。

特に手元は皮脂腺が少なく、肌のうるおいを守る皮脂量が不足しがち。そこに水分を奪う習慣が加わることで乾燥が一気に加速し、「カサカサ」「皮膚が硬くなる」といった老けた印象の手元になっていきます。

■ハンドクリームを塗ってもカサカサな時は成分で選ぶ!

「ハンドクリームを塗っているのにうるおいが足りない」「皮膚が硬い」という人は、ハンドクリームに入っている「保湿剤」をチェックしましょう。

ハンドクリームに配合されている保湿剤は大きく分けて2つ
(1)肌に油膜を作る成分

代表成分としては、ミネラルオイル、ワセリン、パラフィンなどの鉱物油や、スクワランといった炭化水素油です。

このタイプは、肌に「油の膜を作り、これ以上水分を蒸発させないようにする」という目的で配合されているため、「今ある肌の水分を守る」といったイメージの保湿剤になります。

(2)肌を柔軟にしてうるおいを保つ

オリーブオイル、マカデミアナッツ油、アルガンオイル、シアバター、馬油などが、植物・動物由来の「油脂系」と呼ばれる代表成分です。

油脂系の保湿剤は、「肌を柔らかくする」「水分を抱える」「水分蒸発を防ぐ」といった効果があり、硬くなった肌をほぐしながら水分の蒸発を防いでくれます

40・50代のハンドクリームの選び方

油脂系のオイルは、私たちの皮脂と構造がよく似ているため肌なじみがいいことや、植物オイルに含まれる豊富なビタミン類がコラーゲンの生成をサポートするなど美肌効果も期待ができます。

そのため、40・50代のハンドクリームは、油脂系の保湿剤を使ったものがおすすめ。

中でもマカダミアナッツ油は肌荒れなどにも効果が期待できます。

■おすすめのハンドクリームの塗り方

老け手元から卒業するために、効果的なハンドクリームの塗り方もおさえておきましょう。

(1)手首をストレッチする

まず、手首を軽くストレッチしましょう。ほぐすことで血流が良くなり、肌の血色もアップ! 老け手元ケアにもなります。

(2)ハンドクリームをお肌になじませる
ハンドクリームの目安量

人差し指の指先から第一関節くらいの量が目安です。

少なすぎると、なじませる際に肌の摩擦につながりますので、少し多めに感じる程度がおすすめです。

ハンドクリームを温める

ハンドクリームの多くは油分が含まれているため、軽く温めると、伸びや肌なじみがよくなります。

温度が高く温まりやすい、手のひらで温めるのがおすすめです。

なじませる

温めたハンドクリームを手に取り、肌が薄く乾燥しやすい手の甲から塗り広げていき、指先へ伸ばしていきます。

ハンドプレスする

最後に手の甲・指先をハンドプレスしてしっかりとお肌になじませて完了です。

(3)爪もみをする

更年期の不調ケアには、爪の付け根にあるツボをほぐす「爪もみ」がおすすめ。ハンドクリームを塗るついでに、爪の両端と付け根を軽く5秒程度押しましょう。

※薬指をもむのは、交感神経を刺激するので控えましょう。

肌の悩みを整えてくれるハンドクリームと塗り方で、老け手元から卒業! 今日から魅せ手元になりましょう。

(ヘルス&ビューティーコンシェルジュ Misako)

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