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【インタビュー】埼玉県知事・大野元裕さん/2022年振り返り&2023年の展望

  • 2022.12.23
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出典:リビング埼玉Web

上向きなニュースが各所で出てきた2022年。危機管理のプロフェッショナルとしての経験を生かしながらコロナ禍の埼玉をけん引する大野知事に、今年の振り返りと来年の展望について聞きました。

「日本一暮らしやすい埼玉」に向けて、着実に取組を推進!

出典:リビング埼玉Web

“寝てない伝説”があるほど多忙な大野知事。2019年8月に埼玉県知事に就任、1期4年目。卯年の2023年は年男

【2022年の振り返り】 ウィズコロナが定着、明るい話題が続々と

コロナ禍ではありましたが、ウィズコロナが定着し、新しい生活様式の下で色々なことが復活し、明るい話題が随分でてきたなというのが今年の印象です。11月14日の「埼玉県民の日」に「県庁オープンデー」を3年ぶりにリアルで開催することができた際にそれを強く実感しました。

各地でのお祭りの再開もうれしいニュースでありました。私も参加させていただきましたが、地元の皆さんの喜びがひしひしと伝わってきましたし、埼玉県の伝統行事のすばらしさを改めて肌で感じることができ、大変喜ばしかったです。

出典:リビング埼玉Web

スポーツでは、村岡桃佳選手が北京パラリンピックのアルペンスキーで2大会連続の金メダル獲得と日本パラスポーツ大賞受賞、大相撲では阿炎(あび)関の初優勝、ラグビーの埼玉パナソニックワイルドナイツがリーグワン初代王者に輝くなども、明るい話題でしたし勇気をもらいました。

そして、埼玉にも随分スポットがあたりましたね。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、畠山重忠(はたけやましげただ)や比企一族、木曽義仲(きそよしなか)といった埼玉ゆかりの武将や人物が登場しており、昨年の渋沢栄一翁に続き、埼玉県に注目が集まりました。来年の1/15(日)まで、比企一族や畠山重忠ゆかりの地や周辺の観光スポットにスタンプを配した「彩の国鎌倉めぐりスタンプラリー」も実施中ですので、ぜひとも皆さまにご参加いただき、埼玉の歴史や文化に触れていただければと思います。

【2023年の展望】 「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」「DX」の更なる進展

まずは、「ポストコロナ元年に」という思いが強くあります。引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に最優先で取り組んでまいります。そして、長期化するエネルギー価格・物価高騰への対応を進め、県民の皆さまの暮らしの安心・安全を確保し、経済を一日も早く回復させていきたい。中長期的には、新しい時代に向けた未来への確かな布石として、人材育成としての「人」、強い埼玉県経済に不可欠な要素としての「企業」、人や企業が根付いている「地域」、これら「人・企業・地域」を三位一体として、持続可能な成長ができる施策を推進していきたいと考えています。

出典:リビング埼玉Web

今年度から、私が知事に就任して初めて策定した5か年計画がスタートしました。2年目を迎える2023年は、誰一人、どの地域も取り残さない、県民を主語とした「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に向けて、激甚化・頻発化する災害に対応するなどの安心・安全の追究はもとより、女性活躍の推進やLGBTQへの支援といった誰もが輝く社会のための取組を進めてまいります。

さらには、待ったなしでやってくる人口減少・超少子高齢社会を見据えて「コンパクト、スマート、レジリエント」の3つの要素を兼ね備えたまちづくり「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」。そしてDX(デジタルトランスフォーメーション)を更に進展させ、本県の成長につながるような取組を丁寧に、さらに加速させていく年にしていきたいです。

◆◇◆県民の皆さまへ◆◇◆ 今年もコロナが猛威を振るって、大変厳しい状況が続きました。皆さまには、日ごろから様々なお願いに対して、ご理解ご協力をいただき、心から感謝申し上げます。 来年の干支「卯(うさぎ)」は、その跳躍する姿から「飛躍」「向上」を象徴するものとされています。来年が埼玉県にとって飛躍と向上の年となるよう、皆さまとともに「ワンチーム埼玉」で全力をかけて県政に取り組んでまいりたいと思っています。

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