「繊細さん」が「天才さん」になる？　"才能"に変わるHSPの4つの特性

昨今、話題になることの多い「繊細さん」＝HSP（ハイリー・センシティブ・パーソン）。生まれつき敏感な感受性を持っている人のことで、「ストレスに弱く、人よりも疲れやすい」「他人からの言葉や態度に傷つきやすい」など、社会での生きづらさにつながることがしばしばある。

しかし、「繊細さん」の特性が"才能"に変わるかもしれない。メンタルパーソナルトレーナーの箭内宏紀さんの著書『繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本』（青春出版社）では、HSPの特性を社会で活かせる"強み"にとらえ直す提案をしている。

"才能"に変わるHSPの特性は、以下の4タイプだ。

（1）共感力（エンパス）
＝相手の気持ちを察する天才
（2）直観力（インテュイティブ）
＝1聞いて10わかってしまう天才
（3）視覚力（ビジョナリー）
＝理想を思い描き、目標達成する天才
（4）表現力（エクスプレッシブ）
＝芸術的な自己表現をする天才

本書では、まず4タイプのうちどれに当てはまるのかをテストで診断。タイプ別に、才能を伸ばすワークを解説している。ワークはたったの7日間で完了する内容だ。さらに、実際に箭内さんのワークで「天才さん」になった人の体験談も紹介している。

生きづらさの原因だと思っていた特性も、"才能"ととらえ直すと、自分らしく生きる人生を切り開いてくれるかも。「繊細さん」の自分に悩んでいる方に、ぜひおすすめだ。

【目次より】
第1章 繊細さんは天才さん！ その特性は強みに変えられる
第2章 あなたはどのタイプ？ 4つの才能診断！
第3章 [タイプ別]自分の才能を引き出すワーク
第4章 繊細さんの生きづらさの正体
第5章 あなたは、こうして「新しい自分」になる
読者特典 あなたのタイプがわかる！ WEB診断テスト

■箭内宏紀さんプロフィール
やない・ひろき／メンタルパーソナルトレーナー。HSPカウンセラー養成講座主宰。大学卒業後に不登校支援カウンセラーとして就職し、半年で社内トップ業績、以降は社員研修を担当。独立後は大学生から臨床心理士、さらには大学教授まで、累計1,000名以上に心理学を指導。自身も悩んだHSPに対して、才能を伸ばす方法を体系化し、広めている。