1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【時系列で総まとめ】ジョニー・デップとアンバー・ハード、泥沼離婚から名誉毀損裁判を経て示談に至るまで

【時系列で総まとめ】ジョニー・デップとアンバー・ハード、泥沼離婚から名誉毀損裁判を経て示談に至るまで

  • 2022.12.23
  • 3424 views

2016年に離婚を申請したことから始まり、複数の裁判にまで発展することとなったジョニー・デップとアンバー・ハードの法廷闘争が示談という形で収束した。2人の離婚から、ジョニーが自身を「Wife Beater(妻を虐待する者)」と表現した英The Sunを提訴した裁判、ジョニーがアンバーを名誉毀損で訴えた裁判など、一連の裁判がすべて収束するまでを時系列でまとめた。(フロントロウ編集部)

出会いから7年、結婚1年強で離婚

ジョニー・デップとアンバー・ハードの2人は2009年に映画『ラム・ダイアリー』の現場で出会い、2012年初頭から交際に発展。2年半の交際を経て2015年に結婚するも、2016年5月に「和解し難い不和」を理由に離婚を申請した。

画像: 出会いから7年、結婚1年強で離婚

アンバーはこの時、交際中にジョニーから身体的な虐待を受けていたとして、接近禁止令も取得。ジョニーからの暴力は日常的だったと訴え、アンバーはジョニーが投げたスマートフォンに当たってできたとする、顔にできたアザの写真も証拠として裁判所に提出。アンバーにまつわるタトゥーを上書きしたことでも話題になったこの裁判は長期化が予想されていたが、3ヶ月後の2016年3月に示談が成立。

「私たちの関係は極めて情熱的で、時に、不安定なものでしたが、つねに愛によって結ばれているものでした。両者ともに、金銭的利益のために虚偽の告発をしたことはありません。相手に対し意図的に身体的または精神的苦痛を与えようと試みたこともありません。アンバーはジョニーの将来の幸せを祈るとともに、この離婚で得る経済的利益をチャリティに寄付します」と共同で声明を発表した上で、アンバーは示談金として受け取った700万ドル(約9億2,000万円)をチャリティに寄付すると発表した。ジョニーとアンバーはその後、2017年1月に正式に離婚が成立した。

ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えるまでの経緯

2018年6月 ジョニーが、自身を「Wife Beater(妻を虐待する者)」と表現した英The Sunを提訴。同メディアを運営するNews Group News社を相手取って名誉毀損の裁判を起こした。

2019年3月 2017年に離婚が成立したジョニーとアンバーだったが、その後、ジョニーが英The Sunに起こした裁判を含む、複数の裁判をめぐって再び法廷で争うことに。ジョニーが起こした別の訴訟の1つが、2019年3月にアンバーに対して「名誉毀損」だと訴えた訴訟。アンバーは2018年に米Washington Postに発表した論説で、ジョニーの名前こそ出さなかったものの自身が受けたDVを告発したことで受けた誹謗中傷について記したのだが、ジョニーはこれが名誉毀損だと主張。自身の仕事にも影響が出たとして、5,000万ドル(約66億万円)の損害賠償金を求める裁判を起こした。

画像: ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えるまでの経緯

2019年4月 アンバーは名誉毀損訴訟に反論するために裁判所に提出した文書のなかで、ジョニーから身体的暴力を受けたのは事実だとして、ジョニーを「モンスター」と表現した。

2019年5月 ジョニーが「ハード氏はおろか、女性に対して暴力を振るったことは一度もありません」とアンバーの主張に反論。本来の被害者は「自分」だとして、アンバーからDVを受けていたと主張。アンバーからペットボトルを投げられたことが原因で、指の先端を負傷したと訴えたほか、アンバーか彼女の友人のどちらかが自身のベッドに“排泄物”を残したことが離婚の原因になったと主張した。

2019年7月 アンバーの友人女性がジョニーを擁護する証言を裁判所に提出。アンバーは2016年5月21日にジョニーから暴力を受けたと主張していたのだが、女性は「当時はアンバーと一緒にいましたし、暴力があったとされる日以後、少なくとも5月23日、24日、25日は会っていました。(中略)暴力があったとされる日から数日間、私は彼女に腫れや切り傷、アザやそういった身体的な暴力被害やケガをまったく見ませんでした」と証言して、当時アンバーが怪我をしていた様子は見られなかったとした。

ジョニーはアンバーから受けた暴行として、顔にタバコを押し付けられたこともあったと主張。証拠だとする写真も裁判所に提出した。

2020年3月 ジョニーの元パートナーたちがジョニーを擁護する陳述書を裁判所に提出。1990年から1993年まで交際していた元婚約者であるウィノナ・ライダーは「アンバーと婚姻関係にあった頃のジョニーのことを私は知りません」と前置きした上で、「“非常に暴力的な人間”という人物像は、私がかつて愛した、私の知るジョニーとは程遠いものです。彼が非難されている理由が私には理解できません。(中略)彼が周りの人たちに暴力的もしくは虐待的な態度を取るところも見たことがありません」と証言して、自身の知る限りジョニーは暴力的な人間ではないとした。

また、ジョニーとの間にリリー・ローズ・デップとジョン・“ジャック”・クリストファー・デップという2人の子どもをもうけ、1999年から2012年まで約14年にわたって事実婚の関係にあったヴァネッサ・パラディも「私が知るジョニーは思いやりがあって、気配りができて、寛大で、非暴力的な父親でした」とコメント。「理不尽な供述や声明に苦しむ彼の姿を見てきました。残念ながら、多くの人がこれらの虚偽の供述を信じたことによって、彼のキャリアはダメージを受けました」と、アンバーの訴訟によってジョニーはダメージを受けたとして、彼を擁護する姿勢を示した。

2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

英The Sunがジョニーを「Wife Beater(妻を虐待する者)」と呼んだことをめぐる名誉毀損の裁判に進展が。英現地時間7月7日よりイギリスの高等法院で審理が始まり、ジョニーとアンバーが出席した。

画像1: 2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

7月7日 裁判の冒頭で、ジョニーの弁護団はThe Sunからの損害賠償ではなく、「名誉回復」を求めているとコメント。The Sunがジョニーのことを「Wife Beater(妻を虐待する者)」と呼んだことによって、世間の人たちから誤った理由で非難されているとして、DV加害者のレッテルを貼られたジョニーに果たして本当に非があるのかどうかを今回の裁判ではっきりとさせたいとした。

アンバー側はジョニーの薬物乱用による暴力を主張していることから、今回の審理では、ジョニーの過去の薬物使用についての議論が行なわれることに。ジョニーは11歳の頃から薬物を使用していたことを認めた。

7月8日 証言台に立ったジョニーは、俳優のウィノナ・ライダーと交際していた時に入れた「Winona Forever」というタトゥーを“お直し”した「Wino Forever」というタトゥーをアンバーに笑われたことに激怒し、彼女のことを殴ったというアンバー側の主張に対し、「ハードさんを殴ったりしていません」と否定。

画像2: 2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

7月9日 裁判所では、アンバーがジョニーに宛てて書いた未送信のメールに書かれていた、ジョニーの「ジキル博士とハイド氏」のような人格について詳しく追及。その後、このメールは7月27日に行われた最終弁論で全文が読み上げられ、「あなたは私の事を何度も叩いた。それは、絶対にするべきではないことだった。なんて人なの?お酒やドラッグをやらなければ、絶対にそんなことするはずなかったのに」などと書かれていたことが公にされた。

7月10日 過去の裁判でも大きな話題になったが、ジョニーは今回の裁判で改めて自身のベッドに「排泄物」が残されていたことが引き金となり、アンバーとの離婚を決意したことを告白。この排泄物事件にアンバー本人、もしくは彼女の友人が関与していることを「確信している」と述べた。

7月13日 アンバーは2015年12月15日にロサンゼルスにある自宅で口論の末に、ジョニーから頭突きなどの暴行を加えられたと主張しているが、ジョニーは意図的にやったことではないとしてそれを否定。また、当時アンバーと一緒に仕事をしていたスタイリストによって、アンバーがジョニーから暴力を受けたとされる日の翌日にトーク番組に出演したことや、その際、顔や体に傷やアザ等は見受けられなかったことなどが語られた。

7月14日 2015年に新婚旅行で東南アジアを訪れた際に書かれたとされるアンバーの日記が証拠として提示された。そこには、電車の車内でジョニーと“ひどい喧嘩”をしたことや、ジョニーが自分のシャツを使ってアンバーの首を締めようとしたことなどが記されていた。

画像3: 2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

7月15日 ジョニーの元不動産マネージャーのベン・キングが、2015年にオーストラリアでジョニーとアンバーが激しい口論をした後の部屋の状況や、欠損したジョニーの中指を発見した時のことを述懐。ちなみに、アンバーはジョニーがボトルや窓などを割るなどして暴れ、その破片で右手の中指を損傷したと証言しているが、ジョニーはアンバーが投げたウォッカなどのボトルによって負傷したと主張している。

7月16日 裁判で証言する予定がキャンセルになったジョニーの元パートナーのヴァネッサ・パラディと元恋人のウィノナ・ライダーが、代わりに裁判所に声明文を提出。ウィノナはその声明文のなかで、「彼が信じられないほど暴力的な人物であるという考えは、私が知っている、私が愛したジョニーから最も遠いものです。彼が非難を浴びている理由が私には理解できません。彼が私に対して暴力を振るったことはただの一度もありませんでした。同様に彼が私を虐待したことはただの一度もありませんでした。私の知るかぎり、彼は誰に対しても暴力的でも虐待的でもありませんでした」と証言した。

画像4: 2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

7月17日 ジョニーとの婚姻中に、アンバーがジョニーとは別の複数の男性と関係を持っていたという疑惑についての議論が行われ、元夫妻の自宅マンションのコンシェルジュを務めていたアレハンドロ・ロメロによって、当時、アンバーがテスラ社などのCEOとして知られるイーロン・マスクをジョニーと暮らす自宅に連れ込んでいたというエピソードが明かされた。

7月20日 証言台に立ったアンバーが、ジョニーとの婚姻中に何度も命の危険を感じたと告白。「いくつかの出来事は非常に深刻で、故意の時もあれば、コントロールを失って行き過ぎた行為に走ることもあり、いつか彼に殺されるのではないかと不安でしかたがありませんでした。とくに私たちの関係が終わりを迎える頃には、彼は私に対して明確な殺意を見せていました」と、当時を振り返って語った。

アンバーは、ジョニーとの婚姻中に合計14回にわたり、身体的、精神的暴力を受けたと改めて主張。アンバーはジョニーについて嫉妬深い人間だったとして、ジョニーが、アンバーが映画で共演した俳優たちの多くと浮気をしたのではないかと毎度のように疑っていたことを持ち出し、「彼はすべての男性の役者たちが私と寝たがっている、もしくは、私が彼らと不倫したと決めつけ、人々から浮気についての話を聞いた、自分は何でも知っていると主張しました」と、ジョニーが彼女の携帯電話を取り上げたり、誰かから浮気していると聞いたと語ることで自分にボロを出させようとしたなどとコメント。その上で、ジョニーは「酒に酔ったりハイになったりした時はとくに自分を愚弄してきた」として、ジョニーが自分にとって性的な脅威を感じるアンバーの男性共演者にそれぞれ侮辱的なニックネームをつけていたとも主張した。

7月21日 これまでジョニーに対する暴力行為があったことを一貫して否定してきたアンバーが、2015年の3月、ジョニーの暴力から身を守るために彼を拳で叩いたと認めた。この時、初めてジョニーに手を出したと告白したアンバーは、その理由について、ジョニーが自身の妹のホイットニー・ヘンリケス(旧姓ホイットニー・ハード)を階段から突き落とそうとしたからだと説明している。

法廷では、アンバーいわく、ジョニーが「野球のピッチャーのように振りかぶって投げた」というスマホがぶつかってできたとされる、アンバーの顔のアザを写した新たな写真も公開。アンバーは過去の裁判でもジョニーにやられたとされる顔のアザの写真を公開してきたが、これらの写真に写る負傷の痕跡は、彼女が友人の協力を得て捏造したものなのではないかという疑惑があることに対し、「これは私の身に起こったことです。私は覚えています」とキッパリと答えた。

7月22日 ジョニーが中指を負傷した2015年のオーストラリアでの大げんかを振り返って、アンバーが「(ジョニーが)30本以上のボトルを、まるで手榴弾や爆弾を投げるかのように、勢いよく私に向かって投げつけてきました」と証言。ボトルを投げて暴れたのは自分ではなく、ジョニーであると強調した。

7月23日 アンバーが2020年に他界した母に「お母さん、彼は狂ってる。暴力的でクレイジー。自分がこんな人を愛してしまったことに傷ついてる」などと、DVについて相談したメールの内容が読み上げられた。

さらに、この日はアンバーの妹ホイットニーが証言台へ。ジョニーに階段から突き落とされそうになった出来事の背景について、隣室で寝ていたところ、ジョニーとアンバーが争う声で目を覚まし、2人の元に様子を見に行ったと説明。ジョニーが階上に逃げたアンバーを追いかけて危害を加えようとしており、彼女はそれを止めようと2人の間に入ったところ、ジョニーから引っ張られて階段から落ちそうになったとホイットニーは説明した。

画像5: 2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

7月24日 ジョニーの弁護士が、アンバーが妹のホイットニーに暴力を振るった証拠として、匿名の情報提供者から入手したという動画を公開。その動画には、リアリティ番組の収録中に、ある出演者がホイットニーに向かって「ケンカしたって本当?」「アンバーに負けたなんてびっくり」と語りかける声が入っていた。

7月27日 News Group News社の弁護士による最終弁論で、2013年にアンバーがジョニーに宛てて書いたものの、送信はせずに保存しておいたといわれるメールの全文が読み上げられた。アルコールや薬物の乱用により、手がつけられない状態となることもあったというジョニーとの別れを決意して書いたようにも受け取れるメールで、アンバーはジョニーの二面性や荒れた生活ぶりに言及し、周囲のスタッフに失態の尻拭いをさせている彼を「Man-child(幼稚な大人)」と形容していた。

また、弁護人はジョニーがアンバーに対する暴力行為を否定していることに対し、“あまりにも酒やドラッグに溺れていたために、アンバーに暴力を振るったことを覚えていないのではないか”と指摘した。

7月28日 ジョニーはアルコールや薬物の使用は認めているものの、アンバーへのDVに関しては強く否定しており、アンバーがDV被害の証拠として提出したアザなどの写真は、彼女が捏造した疑いがあると主張。その姿勢は最後まで変わらず、裁判最終日のジョニー側の弁護士による最終弁論でも、アンバーが嘘をついているという点が強調された。ジョニーの弁護士は、DVを受けたのは、ジョニーのほうであるという主張を最後まで貫き、「彼女(アンバー)こそが虐待する者であり、デップ氏ではありません。彼は妻を虐待する者ではありません」と高らかに論じた。

ちなみに、最終日に高等法院から出てきたアンバーは、階段の上に立ち集まった群衆に向けてスピーチを行ない、「2016年にジョニーに対する接近禁止令が出され、離婚が成立したあと、私はもうその先の人生へと進みたいと思っていました。今回の裁判を起こしたのは私ではありません。この件はとても重大な問題ですが、私は法廷に立つことは望んでいませんでした。ジョニーとの破局を振り返り、自分の動機や真実を疑われ、ジョニーとの生活で経験した最もトラウマ的で個人的な出来事の数々が法廷やメディアの放送によって世界中に知られることは、信じられないくらい辛いものでした。私は自分の法廷での証言を固持するとともに、イギリスの司法を信じます」などと語った。

画像6: 2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

一方のジョニーは、アンバーのようにスピーチは行なわなかったが、「Justice for Johnny!(ジョニーに正義を!)」と合唱するファンたちの声援に笑顔で応え、差し出された花束やテディベアを受け取り、手を振ったり拳を突き上げたりしながら、高等法院を後にした。

画像7: 2020年7月 「Wife Beater」と呼んだ英The Sunに対する名誉毀損裁判の審理がスタート

2020年11月 ジョニー・デップが英The Sunを相手取った裁判で敗訴

11月2日 約3ヶ月におよぶ審議の末に、英裁判所はジョニーがNew Group Newspapersを相手取って起こした名誉毀損の裁判について、ジョニー側の訴えを棄却することを決定。裁判を担当したアンドルー・ニコル判事は、14 件の暴行容疑のうち 12 件は事実だと「立証」されているとし、The Sunがジョニーがアンバーに対して暴力的だったと報じたことは、「実質的に見て事実に反していない」と判断。判事は事実とみなした暴行のひとつとして、オーストラリアで起きたジョニーの指の切断事件を挙げて、「怪我をした指の血で落書きをし、それでも足りないと、ひどく怪我をした指にペンキをつけ、メッセージなどを書き続けたことを彼自身が認めたのは、彼の怒りの深さの表れです」と、ジョニーの怒りの問題に言及。「原告(ジョニー)は、訴因に関する必要な要素は証明しましたが、名誉棄損の訴えを証明することに失敗しました。被告(NGN)は、彼らが出版した言葉は実質的に事実であることを証明しました」、「被告(NGN)が提出した14件の事件および、原告(ジョニー)側が提出した証拠を詳しく検証した結果、この結論に至りました」と発表した。

11月6日 ジョニーはこの裁判に敗訴したことを受けて、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズで演じてきたゲラート・グリンデルバルド役を降板することを発表。「ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』で演じたグリンデルバルド役を辞退して欲しいとの要請があり、私はそれを尊重し、リクエストに応じることにしたことをお知らせします」と発表した上で、「イギリスの裁判所が下した非常に理解し難い判決が、私が真実を伝えるための戦いを変えることはありません。私が上訴を計画しているということを、ここに認めます」と記して、上訴を計画していることを認めた。

画像: ©️Johnny Depp/Instagram
©️Johnny Depp/Instagram

11月25日 ジョニー側は敗訴を受けて上訴を求めるも、「提案された控訴の理由には、勝訴できる合意的な理由はないと考えます」と英裁判所のアンドルー・ニコル判事はコメントして、この訴えを棄却。加えて、ジョニーに対して裁判費用としてNew Group Newspapersに63万ポンド(約1億円)を支払うように命じた。

2021年1月 ジョニーから名誉毀損で訴訟を起こされていたアンバーが、自身のキャリアと評判を傷つけるためにジョニーが仕組んだ中傷キャンペーンによって甚大な影響を受けたとして、1億ドル(約130億円)を求めてジョニーを逆提訴した。

2021年3月 離婚申請をめぐってアンバーが和解金として受け取った700万ドルが、寄付すると約束したにもかかわらず依然として寄付されていなかったことを理由に、ジョニー側が裁判のやり直しを求めるも、こちらの訴えも棄却に。英控訴裁判所の判事が「我々は、デップ氏が提案した上告を支持するためにさらなる証拠を認める申請を拒否します。上告は成功する見込みがなく、他に審理されるべきやむを得ない理由がないと結論づけました」と声明を発表して、ジョニー側の申し出を退けた。

2022年4月 ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判がスタート

4月11日 米ヴァージニア州のフェアファックス郡裁判所でジョニーがアンバーを名誉毀損で訴え、5,000万ドル(約66億万円)の損害賠償金を求めた訴訟の裁判が開始。アンバーの弁護団は、冒頭陳述でジョニーがアンバーに「性的暴行」を加えたと主張した。

画像1: 2022年4月 ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判がスタート

対して、ジョニーの弁護団は、過去の裁判でジョニーによる性的暴行を一切主張しなかったアンバーが、今になってその事実を告発した背景にはなんらかの意図があるとして、アンバーの主張に疑問を呈した。

4月12日 ジョニーの姉クリスティ・デンブロウスキーが証人として出廷。「(母親が父親を罵倒しているのを見て)私たちは逃げたり、隠れたりしました。母は私たちに手を上げることもありました。物を投げたりもしました」と証言して、ジョニーや自分は母親ベティによるDVの被害者だったと告白。ジョニーが母親を殴り返したことはあるかという問いに対しては、「彼がそのような行為をしたことはありません」と断言して、ジョニーは暴力を振るうような人物ではないと擁護した。

また、クリスティはアンバーについて、ジョニーのことを「デブのおっさん」と呼ぶのを聞いたことがあるとも証言。ジョニーとアンバーの結婚の知らせを聞いたとき、素直に喜ぶことができず、むしろ「打ちのめされた」と語った。

4月13日 ジョニーの幼馴染であるアイザック・バルークがジョニー側の証人として出廷。アンバーの弁護士から、ジョニーがアンバーのことをCワードと言われる侮辱的な卑語で呼んでいた件について質問された際に“事実”だと証言した。また、ジョニーが送ったとされるメールに「(アンバーの)腐乱死体がホンダ シビックのトランクで腐敗することを望む」、「アイツのせいで、せっかくのいい生活が台無しだ」と書かれていたことを問われると、「はい、そう書かれていました」とも証言したが、ジョニーの暴行について知っていたかという問いには「私はそのような主張がどのようなものであれ、見たことも、聞いたこともありません。一度もです」と否定した。

4月14日 臨床心理学者で、マリッジカウンセラー(結婚カウンセラー)のローレル・アンダーソン氏が出廷して、ジョニーとアンバーの関係性について「相互虐待」の兆候があったと証言。アンダーソン氏はアンバーから“ジョニーに暴力を振るわれた“と報告を受けたことがあるとして、彼女の顔にアザがあるのも見たとも供述。その一方で、口論中に去ろうとしたジョニーを引き止めるために、アンバーのほうから喧嘩を吹っかけることもしばしばあったとした。加えて、両者の暴力行為を実際に目撃したことは一度もないとしながらも、ジョニーからアンバーに対する暴力はあったとも証言。加えて、アンバーからジョニーに対する暴力もあったと思っているとし、実際にアンバーからそれを打ち明けられたとした。

画像2: 2022年4月 ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判がスタート

2014年からジョニーの薬物依存症の治療を行なっている、主治医のデヴィッド・キッパー医師も供述。実際にジョニーがアンバーに暴力を振るうところを見たことはないが、看護師のデブラ・ロイドからジョニーが喧嘩の末に「キッチンのホワイトボードを殴った」という報告を受けたことや、ジョニーが映画の撮影現場で監督に激昂してドアを蹴破ったことが記されたメールを受け取ったことを認めた。一方で、ジョニーからは「アルコールや薬物を摂取すると現れるモンスター」を抑えることに成功したと伝えられていたとも供述した。

4月19日 ジョニー本人が証言台に。自身にかけられたDV疑惑について「完全にショックを受けています」とした上で、「私自身は、ハードさんを殴るようなことは一切していませんし、これまでの人生で女性を殴ったこともありません」と改めてアンバーに対して暴力を振るったことを否定。一方で、幼馴染の友人アイザック・バルークに送ったメールのなかで「(アンバーの)腐乱死体がホンダ シビックのトランクで腐敗することを望む」などと記したことを認めた。

また、ジョニーはアンバーとの関係が崩壊していると悟った瞬間についても証言。ジョニーによると、アンバーには、撮影現場から自宅またはホテルに戻ってきたジョニーのブーツを脱がせて、ワインを手渡すというルーティンがあったものの、それが崩れた時に亀裂が入り始めたとした。

4月20日 ジョニーが、自身の子どもたちとアンバーの関係性について証言。自分とアンバーの結婚式に子どもであるリリー・ローズの姿がなかったことについて、「彼女とハードさんはいくつかの理由からあまり仲が良くありませんでした」と語ったほか、もう1人の子どもであるジャック・デップもアンバーとの関係は良好ではなかったと証言した。

画像: 2013年に来日した際に成田空港で撮影された写真。リリー・ローズ・デップ(左上)、ジャック・デップ(中央左)、アンバー・ハード(中央右)、ジョニー・デップ(右下)。
2013年に来日した際に成田空港で撮影された写真。リリー・ローズ・デップ(左上)、ジャック・デップ(中央左)、アンバー・ハード(中央右)、ジョニー・デップ(右下)。

また、ジョニーはアンバーから殴られていたと改めて証言。ケンカを終わらせるためにジョニーがその場を離れようとすると、アンバーは自殺願望と受け取れる発言をし、「あなたなしでは生きられない」と言って無理やり引きとめようとしたとして、それがトラウマになって彼女から離れることができなかったとジョニーは述べた。

4月21日 アンバーの弁護団によるジョニーへの反対尋問がスタート。ジョニーとアンバーがお互いに面と向かって言いにくいことを書いていた「交換日記」の存在が明らかに。ある日のジョニーの日記には、「君を傷つけたい一心で、こんな悪質な不実の罪を犯してしまったことを、言葉では言い表せないほど申し訳なく思ってる。(中略)今後、俺は何があっても自分がこのような恥ずべき行為に走ることを決して許さない」という、何かをしてしまったことへの深い反省と強い意志がうかがえる言葉が綴られていた。

また、ジョニーが俳優で友人のポール・ベタニーと交わしたメールも証拠として提出されることに。そこには、「アンバーを燃やそうぜ」(ジョニー)、「よく考えたけど、アンバーのことを燃やすのはやめたほうがいいと思う。彼女は愉快な仲間で、目の保養にもなるし、それになにより僕は彼女が魔女だとは思えない。ひとまず英国式の水審を行なうってのはどう?」(ポール)、「じゃあ火をつける前に溺れさせよう!死んだか確認するために彼女の焼死体とヤッてやる」(ジョニー)、「僕もまったく同じ考えだ。魔女だと断定する前に確認しよう」(ポール)などと、アンバーの死について2人がジョークを飛ばす過激な内容が記されていた。

画像: ポール・ベタニーとジョニー・デップ
ポール・ベタニーとジョニー・デップ

裁判では、2016年5月に離婚した際にアンバーがジョニーに負わされたと主張した顔のアザについても改めて争点に。アンバーの弁護士であるベン・ロッテンボーン氏は、アンバーが当時アザを隠すためにコスメブランドのMilani Cosmetics(以下Milani)のコンシーラーを使っていたと主張したのだが、当該のコンシーラーが発売されたのは2017年だとMilaniが声明を発表。証言が矛盾していることが明らかになったが、アンバーの弁護団はその後、「アンバーの弁護士は彼女がどんなメイクをしていたのか例に挙げただけです」と米Peopleに説明した。

4月25日 ジョニーが証言台に立つ最終日に。この日は、2016年5月にアンバーがジョニーとの離婚と一時的な接近禁止命令を申請したあと、2人のあいだで交わされた会話の録音がジョニーの弁護士によって流された後で、ジョニーがアンバーの弁護団に応える形で「私がこれまでの人生で虐待したのは自分自身だけです」と改めて断言した。

また、接近禁止命令が出された後でアンバーと面会するタイミングがあった際に、ジョニーがナイフ持参で現れたことも明らかに。アンバーの前でナイフを取り出し、「俺を切れ。それが君のやりたいことだろう」とジョニーがアンバーに促す音声を収めた録音が法廷で流れた。

4月27日 ジョニーの元エージェントで米大手タレント・エージェンシーのクリエイティブ・アーティスト・エージェンシー(CAA)に勤めるクリスチャン・カリーノ氏がビデオで証言。虐待疑惑がジョニーのイメージに“トラウマ的なイメージ”を与え、その影響でジョニーは主演を務める映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの続編の話が立ち消えになったと証言した。

画像3: 2022年4月 ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判がスタート

5月2日 ジョニーのボディガードを務めるトラヴィス・マクギヴァン氏がリモートで証言。マクギヴァン氏はジョニーとアンバーについて、「比較的、平和な会話」から言い争いに発展することが多かったとした上で、アンバーがジョニーに拳を振るうのを目撃したと述べた。

5月4日 アンバーが証言台に。ジョニーがアルコールやドラッグの影響で豹変すると語ったアンバーは、2013年に起きた休暇先のバハマでの衝突を振り返り、ジョニーが同行した娘のリリー・ローズと息子のジャックにバレないよう酒を飲んでいたこと、それがバレると自分が告げ口したのではないかと疑いの目を向け、激昂して暴力を振るってきたなどと供述。

画像4: 2022年4月 ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判がスタート

5月4日 アンバーが、酒のボトルを体内に押し込まれる形でジョニーからレイプされたと供述。アンバーは途中、過呼吸のような症状に襲われながらも最後まで証言を続けた。

5月5日 2015年1月にジョニーの主演映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のジャパンプレミアで来日した際、滞在先の都内のホテルで口論になった際にジョニーから暴力を振るわれたとアンバーが証言。

また、前日にアンバーが証言したジョニーからの“性的暴行疑惑”についてジョニーとアンバーの両者が声明を発表。ジョニー側がアンバーが「『人生最高のパフォーマンス』を披露しました」と彼女の主張は嘘だと述べると、アンバー側は「事実とフィクションの区別がつかないという病気は彼の弁護団にも広がっています」と反論した。

5月16日 アンバーが証言台に立ち、ジョニーとの名誉毀損裁判が原因で『アクアマン』の続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)』の出演時間が大幅にカットされたと供述。ジョニーが仕組んだ中傷キャンペーンによって評判を貶められ、マスコミから嘘つきのレッテルを貼られたと主張して、それにより「ネタバレにならない程度に申しあげますと、私のキャラクターと別のキャラクターが戦うアクションシーンなどが削除されていました。私の役からたくさんの役割が奪われ、多くのシーンが削られました」と述べた。

画像5: 2022年4月 ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判がスタート

アンバーはまた、自身が映画でヌードを披露したり、セックスシーンを撮影したりすることにジョニーが不満を持っていたとも証言。映画『ロンドン・フィールズ』で自身のボディダブル(替え玉)が演じたセックスシーンを観てジョニーが激怒したことがあったとも供述した。

加えて、ジョニー側の弁護士から700万ドルの和解金について供述を求められていた際には、アンバーはチャリティに寄付すると約束していたにもかかわらず未だ寄付できていないことを認めた。このことについては、これまでに弁護士費用に600万ドル(約7億8,000万円)以上を費やしたのが原因だとして、裁判を起こしたジョニーのせいだと主張した。

5月17日 アンバーが証言台に立つ最終日。アンバーはジョニーとの関係が終わりに差し掛かっていた2016年のことを振り返り、ジョニーが口論の最中に自分を傷つけるような行動に出ることがたびたびあったと主張した。

5月19日 ジョニーの仕事が減少したのはジョニー自身に原因があると主張してきたアンバー側の証人として、ジョニーのことをよく知る3人の関係者が証言。仕事やプレイベートにおけるジョニーの問題点について供述を行なった。

5月25日 ジョニーの元交際相手であるスーパーモデルのケイト・モスが証人として召喚。裁判の争点の1つとなっていた、“ジョニーが(当時交際していた)ケイト・モスを階段から突き落としたというウワサ”に触れて、「彼が私を押したり、蹴ったり、階段から突き落としたりしたことは一度もありません」と証言した。

画像6: 2022年4月 ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判がスタート

この日はジョニーが再び証言台へ。『アクアマン』のメラ役は自分自身で勝ち取ったと主張するアンバーに反論して、自身が配給元であるワーナー・ブラザースに“口利き”をしたと証言した。

5月26日 “最後の証人”としてアンバーが再び証言台へ。「私は毎日、嫌がらせや屈辱、脅迫を受けています」と、裁判をめぐって日常的に自身に寄せられている脅迫に触れた上で、「ジョニーは私を破滅させると約束しました。私のキャリアを破滅させ、私の人生を奪うと」と最後の証言を行なった。

2022年6月1日 アンバー・ハードを訴えた名誉毀損裁判に決着、ジョニー・デップが勝訴

6月1日 名誉毀損裁判に決着。陪審員は両者に名誉毀損の責任を認め、賠償額で大幅に多い額を認められたジョニー側が法的に勝利した。陪審員は、米Washington Postの論説でのアンバーの発言は虚偽であり、元夫であるジョニーに対する悪意を持って行なわれたものだとして、名誉毀損であると判断してジョニーに1500万ドル(約20億円)の賠償額を認めた。また陪審員は、アンバーが告発した虐待をジョニーの弁護士が「デマ」だとしたことは名誉毀損にあたると判断し、アンバーに200万ドル(約2.6億円)の賠償額を認めた。

画像1: 2022年6月1日 アンバー・ハードを訴えた名誉毀損裁判に決着、ジョニー・デップが勝訴

評決後の声明で、ジョニーは「当初から、この裁判を起こす目的は、結果がどうであれ、真実を明らかにすることでした」としたうえで、「真実を語ることは、私の子供たちや、私を支持してくれているすべての人たちに対して、私が負うべきものでした。最終的にそれを達成できたと思うと、安らかな気持ちになります」と語った。一方でアンバーは、「今日、私が感じている失望は言葉では言い表せないものです」言い、「元夫の権力、影響力、影響力に立ち向かうには、山のような証拠ではまだ十分ではありませんでした」とした。

7月1日 アンバー側が証拠不十分や陪審員のなりすましを理由に評決の破棄を裁判所に要求。アンバーの弁護団は、評決が証拠によって裏付けられていないと主張したほか、陪審員のひとりについて“なりすましの可能性”があるとして、裁判のやり直しを求めた。

7月13日 アンバーの無効審理請求を判事が却下。バージニア州フェアファクス郡裁判所のペニー・アズカラテ判事は、米Law & Crime Networkが公開した裁判資料のなかで、問題の陪審員は書類に嘘を書いたことはなく、他の陪審員と同様に「十分な審査」が行われ、アンバーとジョニー、双方の弁護団が「丸一日かけて陪審員団に質問し、陪審員団を容認すると裁判所に伝えた」と述べた。

7月21日 アンバーが正式に控訴を申請。「私たちは、憲法修正第1条に合致した、公正かつ公平な評決を妨げるような誤りを裁判所が犯したと信じています。したがって、私たちは判決を不服として控訴します。この申請がツイッターで炎上することは承知していますが、これは公正さと正義の両方を確保するために必要な措置です」とアンバー側はコメントを発表した。

7月22日 アンバーの控訴を受けて、ジョニー側もアンバーの主張の一部が認められたことは不服だとして控訴。ジョニーの弁護を担当するカミーユ・バスケス氏は後日、米CBSの番組『This Morning(原題)』に出演した際に「デップ氏は裁判所が全記録を入手できるよう、自らも控訴することにしました」と語って、その理由について明かした。

画像2: 2022年6月1日 アンバー・ハードを訴えた名誉毀損裁判に決着、ジョニー・デップが勝訴

12月4日 アンバー側が改めて名誉毀損裁判の再審請求を行なったことが明らかに。アンバーの弁護士は現地時間11月23日付の法的文書で、「先の裁判では、ハード氏がデップ氏の虐待を医療専門家に報告した複数の事例を陪審員が考慮することを不適切に妨げられました」と述べて、再審を求めた。

12月19日 ジョニーとアンバーが裁判所の判断を待たずして示談したことを発表。アンバーは示談の条件について明かしていないが、米Peopleによると、ジョニーに和解金100万ドル(約1億3,000万円)を支払うことで話がまとまったそうで、和解金はアンバーが契約している保険会社からの保険金で賄われる予定だという。ジョニーは示談を発表した声明のなかで和解金を寄付することを約束した。

イギリスとアメリカでなぜ異なる判決が下された?
ジョニーが暴力的だったと呼ばれたことは、イギリスでは「事実」だとされ、アメリカでは「名誉棄損」とされた。ここまで大きな違いが出た最大の要因について、英BBCや米Insider、米Washington Postなどは、アメリカが一般国民が参加する陪審員制度(今回は男性5人、女性2人)で、イギリスが裁判官による判断だったところにあると報じている。ただ、ここまで両国で判決が異なるのは珍しいことだという。

当初「和解」とされていた表現を「示談」に訂正して再投稿しました。

(フロントロウ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる