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ドイツで戦力外の韓国代表が1年で国内復帰…元日本代表も加入噂の全北現代がイ・ドンジュン獲得

  • 2022.12.24
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韓国Kリーグ1(1部)の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは12月22日、ドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンから韓国代表FWイ・ドンジュン(25)を獲得したことを発表した。

1997年2月1日生まれのイ・ドンジュンは、2017年に釜山(プサン)アイパークでプロデビュー。2019年にKリーグ2(2部)年間MVPと年間ベストイレブンに輝くと、2021年にKリーグ1の強豪・蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)にステップアップを果たした。韓国でプレーした5シーズンの通算成績は135試合35ゴール16アシスト。

世代別代表の経験も豊富で、U-23代表(U-24代表)として2020年のU-23アジア選手権、2021年の東京五輪にも出場。A代表では2021年3月の日本代表との国際親善試合で国際Aマッチデビューを果たした。

ただ、2022年1月にブンデスリーガのヘルタ・ベルリンに移籍以降は負傷などの影響で出場機会に恵まれず。初年度の2021-2022シーズンはリーグ戦わずか4試合(うち先発1試合)の出場にとどまり、今季に至っては一度も公式戦に出場できずにいた。そこで、約1年での国内復帰を決断する形となった。

元日本代表も獲得決定的の全北現代

 

2017~2021年までKリーグ1で前人未到の5連覇を成し遂げた全北現代だが、2022年はライバルの蔚山現代の後塵を拝してリーグ戦2位に終わり、6連覇に失敗。それでもFAカップで最多5回目の優勝を果たし、タイトル獲得に成功した。

そんななか、リーグ王者奪還に向けてイ・ドンジュンが新たに合流したことにより、昨季リーグ戦で28試合13ゴール8アシストと圧巻の活躍を見せたガンビア代表MFモドゥ・バーロウ(30)とともに国内屈指のウィング陣を構築することになった。

全北現代はほかにも、昨季に横浜F・マリノスから蔚山現代にレンタル移籍した元日本代表MF天野純(31)の獲得も決定的としている。

(写真=全北現代モータース)イ・ドンジュン

イ・ドンジュンは全北現代加入に際し、「全北現代のファンのために最善を尽くす。個人の目標でありクラブの目標である優勝トロフィーを必ず持ち上げたい」と意気込みを伝えた。

移籍の手続きをすべて終えたイ・ドンジュンは、2023年1月にチームに合流する予定だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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