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BTSの変わらぬ人気ぶり、Stray Kidsの飛躍、第4世代ガールズグループに非常事態…2022年のK-POP

  • 2022.12.22

BTS(防弾少年団)の変わらぬ人気、IVEとLE SSERAFIM、そしてNewJeansまで第4世代ガールズグループは非常事態だった。彼らによって今年もK-POPは熱く盛り上がった。

BTS、ワールドクラスな人気ぶり

今年1年間、歌謡界で最も熱い話題の一つはBTSの入隊だ。12月13日、一番年上のJINが京畿道・漣川(ヨンチョン)第5師団の新兵教育隊を通じて入所し、メンバーたちの本格的な兵役が予告された。JINを皮切りにメンバーたちは順次、国防の義務を果たす予定だ。BTSはこの期間、個人活動もしながらグループを維持する見通しだ。

BTSの兵役問題は、これまで何度もイシューとなったが、今年下半期を整理しながら本格的に多様な活動に乗り出すことになった。上半期には「2022ビルボードミュージックアワード」で3冠王を獲得し、「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE」ワールドツアーとアンソロジー・アルバム『Poof』を発表してファンと会った。

(写真=BIGHIT MUSIC)BTS

新型コロナウイルスのパンデミック以後、観客と直接会える対面公演を続け、全世界にBTSの音楽とパフォーマンスを披露した。

アンソロジー・アルバム『Proof』は現在まで根強い人気を博している。

カムバックと同時に米ビルボードの様々なチャートで1位に輝き、メインアルバムチャートである「ビルボード200」では12月20日(現地時間)基準で27週連続チャートインを記録中だ。1位はもちろん、発売以来ずっと上位圏を維持し、BTSのグローバル影響力を立証した。

軍入隊の決定を控え、BTSは個人活動を始め、領域拡大に乗り出した。

7月、J-HOPEが一番先にソロアルバム『Jack In The Box』を発表。J-HOPEは今回のアルバムを通じて、BTSではなくソロアーティストとして自分の考えと悩み、色を込めて高く評価された。特に、米音楽雑誌『ローリング・ストーン』が発表した「今年のベストアルバムTOP100」9位に上がる成果も残した。

続けてRMも12月2日、ソロアルバム『Indigo』を発表し、本格的なソロ活動に乗り出した。

(写真=BIGHIT MUSIC)J-HOPE

RMのソロアルバムは、Spotifyの各種チャートはもちろん、英オフィシャルチャートなど主要グローバルチャートで好成績を残した。また、米時事週刊誌『TIME』の「2022ベストK-POPソング・アンド・アルバム」に選ばれ、ソロアーティストとしても認められた。

BTSは今年上半期の完全体での活動と下半期の個人活動を皮切りに、今年も再びワールドクラスの影響力を立証。JINを皮切りに順に入隊を控えている状況だが、個人活動までグローバルな注目を集めているだけに、来年も軍白期のない活躍が期待される。

(画像=BIGHIT MUSIC)RM
Stray Kids、最高の成長

今年一年間、世界が注目したもう一つのK-POPグループは、まさにStray Kidsだろう。 2017年11月にデビューしたStray Kidsは、着実な成長で今年グローバルな存在感を放っている。断然、今年最も注目されたボーイズグループの成長ぶりだった。

Stray Kidsは3月と10月に『ODDINARY』と『MAXIDENT』を発表し、活発な活動をみせた。特に、これらのアルバムは連続で米ビルボード「ビルボード200」1位を記録し注目された。

(写真=JYPエンターテインメント)Stray Kids

2022年のビルボード年末決算によると、Stray Kidsは今年「トップアルバムセールス」、「トップカレントアルバムセールス」、「アルバムセールスアーティスト」、「ワールドアルバム」、「ワールドアルバムアーティスト」の5チャートに名を連ねている。

『MAXIDENT』の場合、累積アルバム販売数300万枚を突破して「トリプルミリオンセラー」を記録した。

一方、Spotifyの年末決算チャートでもStray Kidsの活躍を確認することができた。「最多ストリーミングK-POPボーイズグループ」2位、「最多ストリーミングK-POPアーティスト」4位を占め、成長の勢いを証明。米雑誌『ローリング・ストーン』が選定した「2022年トップ100ベストソング」56位に上がったりもした。

Stray Kidsの場合、チーム内に3RACHA(バンチャン、チャンビン、ハン)というプロデュースチームもあり、今後の成長がさらに期待できる。

 グループのアルバムを直接プロデュースしながら、音楽的に貴重な成果を収めているため、長い人気が期待できるという分析だ。今年最高の成長を見せただけに、2023年も彼らの活躍に注目が集まる。

ガールズグループの全盛期

今年のK-POPで欠かせないキーワードはまさに「ガールグループ」だ。

第4世代ガールズグループの目覚ましい善戦でK-POPをさらに豊かにし、グローバル跳躍も続いた。

新人賞と大賞を同時に獲得したIVEとNewJeansから(G)I-DLE、LE SSERAFIM、NMIXX、Kep1erまで、多方面での活躍が目立った。音源チャートを占領してロングランを記録中であることもちろん、世代交代を完璧に成し遂げた人たちだ。

なかでも、IVEの活躍と記録圧倒的だった。

4月に発表した『LOVE DIVE』は今年最も多く聴いた曲となり、この曲は「2022MMA」「2022MAMA」「2022AAA」で新人賞と大賞を同時に席巻する記録を残した。昨年12月にデビューし、丸1年で3つの大賞を受賞し、確実なスターとなったのだ。

(写真=STARSHIPエンターテインメント)IVE

特に、デビュー曲『ELEVEN』から『LOVE DIVE』『After LIKE』まで3連続ヒットに成功し、「音源クイーン」として存在感を固めている。『LOVE DIVE』は米『TIME』が発表した「2022ベストK-POP SONG & ALBUM」に名を挙げた。

『After LIKE』に関しては、アルバム販売量100万枚を超え、ミリオンセラーを記録。 IVEが第4世代ガールズグループを率いた主役と評価される理由である。

8月1日にデビューアルバム『New Jeans』を発表したNewJeansは、まさに「今年の発見」だった。

SMエンターテインメント出身のミン・ヒジン代表が率いるADOR初のグループとして注目され、プロモーションを果敢に省略したデビュー戦略も話題となった。

何よりも他の新人に比べてプロモーションを大幅に減らしたにもかかわらず、圧倒的な話題性で第4世代の代表に合流することになった。

(写真=ADOR)NewJeans

破格のデビューで注目を集めたNewJeansは、『Attention』『Hype Boy』『Cookies』のすべてがヒットし、パフォーマンスも注目され、「2022AAA」で新人賞と大賞の両方を受賞。「2022ベストK-POP SONG & ALBUM」、英音楽雑誌『NME』が選定した「2022K-POPベストソング25」では『Hype Boy』が1位、『Attention』が7位に上がるほどグローバルな影響力を誇った。

デビューからたった2カ月で多くの成果をあげたNewJeansは、今年最も熱く注目された新人だった。

もう一つの第4世代の代表走者はまさにLE SSERAFIMだ。

Mnetのサバイバル番組『PRODUCE 48』を経て、IZ*ONEとして活動したキム・チェウォンと宮脇咲良が合流したLE SSERAFIM。デビュー前から注目され、デビュー曲『FEARLESS』と去る10月に発表した『ANTIFRAGILE』を相次いで成功させた。

着実にロングランを続けているがLE SSERAFIMは、『ANTIFRAGILE』が米ビルボード「ワールドアルバム」、「トップカレントアルバムセールス」9週連続チャートイン中だ。また、米NPRミュージックが選定する「2022ベストソング100」50位に名を連ねた。

(写真=SOURCE MUSIC)LE SSERAFIM

LE SSERAFIMは国内外での活躍、特に日本での人気も異常だ。来年1月25日の正式日本デビューを控え、デビュー曲『FEARLESS』日本語バージョンの音源を先行公開し、一気に日本のチャートで1位になった。また、今年デビューしたアイドルの中で唯一、サークルチャート年間「トップ15」に上がり人気の勢いを見せている。

IVE、NewJeansなどと共に第4世代の世代交代の主役に挙げられているだけに、2023年の国内だけでなくグローバルな活動までさらに期待されるチームだ。

(記事提供=OSEN)

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