テレワーク用ヘッドセット　耳に優しいオープンイヤー型

モビリティ関連機器・生活機器を製造するエムケー精工（長野県千曲市）は、テレワーク用ヘッドセット「eSus4」（イーサスフォー）の先行予約受付を、2022年12月15日にクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」でスタートした。クラウドファンディングの成果等を踏まえ、2023年4月初旬頃に発売予定。

自然な音質と装着感

テレワークの普及でヘッドホン・イヤホンを長時間装着する場面が増えている一方、ヘッドホン難聴（イヤホン難聴）が近年注目されるようになってきた。ヘッドホン・イヤホンで大きな音を聞き続けることによって起こる、耳の健康トラブルだ。

同製品は耳穴をふさがず空気振動を利用して音を伝える「オープンイヤー型」を採用した。耳への負担が軽減されるだけでなく、周囲の環境音も適度に聞こえて安全安心に取り入れられる。

約30年間にわたって空気振動を活用した製品を開発してきた企業として、品質にもこだわった。オープンイヤー型の弱点である低音域の音質や装着時の圧迫感・違和感などを研究し、自然な音質と装着感の実現に成功したという。ノイズキャンセル機能が付いたブームマイクを搭載しており、テレワークに適している。

カラーはブラック×グレー、使用時間は最長約16時間で充電時間は1時間。開発中のため仕様変更の可能性がある。

希望小売価格は2万7500円（税込）。